石井町議会 > 2017-12-11 >
12月11日-02号
12月11日-02号

  • "青木議員"(/)
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  1. 石井町議会 2017-12-11
    12月11日-02号


    取得元: 石井町議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-21
    平成29年12月定例会       平成29年12月石井町議会定例会会議録(第2号) 1. 招集年月日  平成29年12月11日(月曜日) 2. 招集場所   石井町役場議場 3. 開議     12月11日午前10時00分宣告 4. 応招議員      1  番     谷    雅 史      2  番     平 野  忠 義      3  番     青 木  雅 文      4  番     大 西  隆 夫      5  番     永 岡  栄 治      6  番     仁 木    孝      7  番     谷 脇  孝 子      8  番     井 上  裕 久      9  番     後 藤  忠 雄     10  番     有 持  益 生     11  番     山 根  由美子     12  番     川 端  義 明     13  番     梶 野  利 男     14  番     久 米    毅 5. 不応招議員   な    し 6. 出席議員   出席議員は応招議員と同じである。 7. 欠席議員   な    し 8. 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   町長             小  林  智  仁   副町長            阿  部  龍  裕   総務課長           木  下  貴  雄   財政課長           伊  延  徹  哉   税務課長           田  中  憲  博   住民課長           三  河  和  彦   福祉生活課長         木  村  勇  人   長寿社会課長         太  田  勝  久   総合政策課長         田  中  達  也   建設課長           東  内     徹   産業経済課長         鎌  田  克  己   防災対策課長         多  田     寛   農業委員会事務局長      岡  田  匡  範   子育て支援課長        桃  井     淳   環境保全課長         内  藤  泰  典   教育長            武  知  光  子   教育次長           以  西  誠  司   社会教育課長         片  岡  秀  文   給食センター所長       米  澤  庄  司   監査委員           福  本     慶 9. 職務のため会議に出席した者の職氏名   議会事務局長         黒  川     浩   主事             有  井  千  紘10. 会議録署名議員     13  番     梶 野  利 男     14  番     久 米    毅11. 議事日程   日程第1 諸般の報告   日程第2 研修報告について   日程第3 議案第81号 石井町教育委員会委員任命の同意について        議案第82号 石井町固定資産評価審査委員会委員選任の同意について        議案説明   日程第4 一般質問            午前10時00分 開議 ○議長(川端義明君) ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 諸般の報告 ○議長(川端義明君) 日程第1、諸般の報告を行います。 会議規則第127条の規定により、議員派遣をしたもの及びその結果報告については写しをお手元に配付いたしてありますのでご覧願います。 これで諸般の報告を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 研修報告について ○議長(川端義明君) 日程第2、研修報告についてを委員長より報告を求めます。環境衛生対策特別委員会委員長山根由美子君。 ◆環境衛生対策特別委員会委員長(山根由美子君) おはようございます。 石井町環境衛生対策特別委員会視察研修の報告を行います。 今回の環境衛生対策特別委員会視察研修については、11月8日より10日までの3日間の日程で、鹿児島県鹿屋市、南九州市、鹿児島市で視察研修を行ったところであります。 まず、初日の8日でございますが、鹿児島県鹿屋市の海上自衛隊鹿屋航空基地史料館において、さきの大戦における特別攻撃隊にまつわる我が国の過去の歴史、災害派遣や周辺海域における警戒監視、海外派遣任務など平和教育研修をいたしました。 鹿屋航空基地史料館は、旧海軍航空の興亡の軌跡及び戦後の海上自衛隊の歩みとその中で活躍する隊員の姿を伝えることにより、国を守ることの意味を理解してもらえるよう開設されております。 大きく4つのテーマを掲げており、まず1つ目として、海軍を含めた鹿屋基地の歴史、施設及び部隊等の変遷に関すること、2つ目は海軍の戦史資料及び海軍航空の資料、文献、航空部隊及び基地等に関すること、3つ目は海軍特別攻撃隊に関する資料及び文献に関すること、4つ目は海上自衛隊航空部隊の歴史、装備品等の変遷、任務、組織及び活動状況等に関することとなっておりますが、やはり、忘れてはならない特攻隊の歴史であります。 特攻基地といえば、同じく鹿児島県の知覧が有名で、旧日本陸軍の航空基地でありますが、鹿屋は旧日本海軍の航空基地で、太平洋戦争のときに特攻作戦の基地として使用され、908名ものとうとい命が飛び立ち、再び帰ることができなかった場所であります。史料館の2階には、特別攻撃隊関連の資料が多く展示され、特攻で戦死された隊員の当時の真の姿、遺品、記録を残し、特攻を通して戦争のむなしさ、平和の大切さ、命のとうとさを学んできたところであります。 次に、2日目の9日でありますが、午前中は鹿児島県南九州市役所内にて、空き家関連の研修を行い、午後より場所を移動して頴娃ごみステーション視察研修及び指宿広域管理型最終処分場の視察を行いました。 まず、南九州市の概要でございますが、人口約3万6,000人、世帯数約1万7,000世帯、面積357.91平方キロメートルで、薩摩半島南部に位置し、東西約22キロ、南北30キロで、県都鹿児島市の南西約30キロのところにあり、南には広大な東シナ海を臨み、東は指宿市、西は枕崎市、さつま市に接しており、南薩地域の地理的中心であります。平成19年に旧頴娃町、旧知覧町及び川辺町が合併し、南九州市が誕生しております。 本町と同様に基幹産業は農業で、お茶、サツマイモ、大根などの作物が生産されておりますが、余り知られていないと思いますが、お茶は栽培面積、生産量ともに日本一の産地であります。 今回訪問させていただきました南九州市では、空き家の有効活用を通して、定住促進による地域活性化を図ることを目的として、平成22年1月から南九州市空き家情報登録制度を施行し、空き家の売買、賃貸等を希望する所有者からの申し込みを受け、登録された空き家の情報を空き家の利用希望者に対して提供し、移住定住の促進による地域の活性化を図ろうとしておりました。 空き家特待法施行以前より実施され、これまでに117件の登録があり、77件の成約件数が報告されております。登録は、登録仲介業者に依頼し、市が条件等の確認、現地立ち会い、聞き取りを行い、登録する流れとなっております。 また、契約については、市としては仲介業者への連絡調整だけで、日程調整、現地の案内については依頼者と仲介業者の間で行っている状況であります。今のところ、トラブル、苦情等もなく、多くの問い合わせがあり、有効活用ができているとお聞きいたしました。 続いて、特定空き家に対する支援策についてお伺いしたところ、市単独による除却に係る経費の一部の補助を行っておりました。事業の内容としては、工事費の3分の1で、最大20万円の補助金を支出しております。平成29年度においては、25件の相談があり、うち14件を特定空き家として認定、11件の補助金申請が行われているところでありました。行政指導については、今のところ行っていないとのことでありました。 そのほか、各委員より質問、意見交換を積極的に行い、今年度本町で開設予定である空き家バンク、また支援対策の参考になる施設研修となったと思います。 午後からは、頴娃ごみステーションにて視察研修を実施いたしました。南九州市には、2つの広域組合があり、知覧町及び川辺町については、南薩地区衛生管理組合、頴娃町では指宿広域市町村圏組合にて委託処理をしている状況であり、今回視察いたしました頴娃ごみステーションについては、本年3月まで稼働していた焼却施設の一部を改修し、頴娃町の住民が直接持ち込みができる施設として利用しているところであります。 頴娃ごみステーションは、平成26年頴娃地区全6地区の公民館長より要望書が提出され、議会でも一般質問が行われ、ごみ処理施設閉鎖後のごみステーション設置に伴う説明会が開催され、平成28年度当初予算に改修費を計上、翌年度4月より稼働に至っております。可燃、不燃、資源、粗大の種類ごとに指定のごみ袋に入れて氏名を記入し、搬入しております。また、搬入については毎週日曜日、火曜日、金曜日の午前9時から午後4時までの間で、手数料は無料であります。 本町としては、収集の方法に違いがあるようで、頴娃町では各家庭の戸別収集ではなく、自治体単位のごみステーション方式を採用し、委託事業所が収集運搬をしており、これまで頴娃ごみ処理施設に直接搬入されていた住民の利便性を図るため、頴娃ごみステーションを設置することになったと説明を受けました。 本町でも、現在広域によるごみ処理計画をしておりますが、今後は議会においても処理施設までの距離を考え、中継施設等の必要性を議論していかなければならないと思われます。 その後、予定にはありませんでしたが、隣接する指宿広域管理型最終処分場を視察いたしました。 最終日の10日は、鹿児島市内にあるかごしま環境未来館を視察いたしました。この施設は、鹿児島市が、県民、市民が環境への理解を深め、日常生活や事業活動において、自発的に環境保全活動を実践するとともに、その活動の輪を広げていくことを促進するため建設された環境教育、環境学習が体験できる施設であります。 施設内には、地球の環境に大きな影響を与えている日々の暮らしの中で、何が原因なのか考えさせられる写真、展示物が多くあり、未来の子供たちと地球のためにできること、また昭和46年当時の小学校の教室を再現した空間において、オリジナル映像が流され、変わり始めた生活と今日の環境問題との関係が学習できるなど、かけがえのない地球をどう守っていくかを学んでまいりました。 今回の視察は、環境衛生対策特別委員会視察研修ということで、まずは身近な問題である生活環境に深刻な影響を及ぼす空き家対策、行政の責務としてのごみ処理問題、大きく地球をテーマとした環境保全活動、平和教育など有意義な視察研修が実施できたと思っております。 最後に、今回の視察研修にご協力いただきました鹿児島県鹿屋市、南九州市、鹿児島市の関係者の皆様方には厚くお礼を申し上げます。 以上で環境衛生対策特別委員会の視察研修報告を終わります。 平成29年12月11日。環境衛生対策特別委員会委員長山根由美子。 ○議長(川端義明君) 以上で研修報告を終わります。 小休します。            午前10時12分 休憩            午前10時13分 再開 ○議長(川端義明君) 再開します。 本日、町長より追加議案が上程されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 議案第81号 石井町教育委員会委員任命の同意について       議案第82号 石井町固定資産評価審査委員会委員選任の同意について ○議長(川端義明君) 日程第3、議案第81号石井町教育委員会委員任命の同意についてより、議案第82号石井町固定資産評価審査委員会委員選任の同意についてに至る2件を一括議題といたします。 町長から提案理由の説明を求めます。小林町長。 ◎町長(小林智仁君) おはようございます。 本日追加提案いたしました議案第81号及び第82号の提案理由についてご説明申し上げます。 議案第81号石井町教育委員会委員任命の同意につきましては、現教育委員会委員一宮英真氏の任期が平成29年12月25日に満了いたしますので、その後任委員として一宮英真氏を再び任命いたしたく提案をいたしました。 同氏は、人格が高潔で教育、学術及び文化に対する見識も豊富であり、本町教育委員会委員として適任と考えますので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により議会の同意をお願いするものであります。 続きまして、議案第82号石井町固定資産評価審査委員会委員選任の同意につきましては、現固定資産評価審査委員会委員木村晴夫氏の任期が平成29年12月24日に満了いたしますので、その後任の委員として木村晴夫氏を再任いたしたく提案をいたしました。 同氏は人格、識見ともに高く、本町固定資産評価審査委員会委員として適任と考えますので、地方税法第423条第3項の規定により議会の同意をお願いするものであります。 以上で追加提案いたしました議案の提案理由説明を終わりますが、どうか原案どおりお認めくださいますようお願い申し上げます。 ○議長(川端義明君) これで提案理由の説明を終わります。 お諮りいたします。 議案第81号石井町教育委員会委員任命の同意についてより議案第82号石井町固定資産評価審査委員会委員選任の同意についてに至る2件を先に審議したいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川端義明君) 異議なしと認めます。よって、議案第81号より議案第82号に至る2件を先に審議することに決定しました。 お諮りいたします。 本2議案については人事に関する案件でありますので、質疑、討論を省略して、直ちに採決したいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川端義明君) 異議なしと認めます。よって、質疑、討論を省略し、これより採決を行います。 議案第81号石井町教育委員会委員任命の同意についてを採決いたします。 議案第81号石井町教育委員会委員任命の同意については原案のとおり同意することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川端義明君) 異議なしと認めます。よって、議案第81号は原案のとおり同意することに決定しました。 次に、議案第82号石井町固定資産評価審査委員会委員選任の同意についてを採決いたします。 議案第82号石井町固定資産評価審査委員会委員選任の同意については、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川端義明君) 異議なしと認めます。よって、議案第82号は原案のとおり同意することに決定しました。 小休します。            午前10時17分 休憩            午前10時17分 再開 ○議長(川端義明君) 再開いたします。 一宮英真君よりご挨拶があります。 ◎教育委員(一宮英真君) 一宮英真と申します。 ただいまは再任を認めていただき、ありがとうございました。教育につきましては、非常に多様な問題が現在出ております。その中で、委員を続けさせていただくということは、非常に重い責任があると感じております。甚だ微力ではありますけれども、職責を果たしたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(川端義明君) 小休します。            午前10時18分 休憩            午前10時18分 再開
    ○議長(川端義明君) 再開いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 一般質問 ○議長(川端義明君) 日程第4、一般質問を行います。 通告が参っておりますので、順次指名いたします。8番井上裕久君。 ◆8番(井上裕久君) おはようございます。 議長のお許しを得ましたので、一般質問をさせていただきます。 まず、1番目の税務関係についての1、個人住民税についてお伺いをいたしたいと思います。 毎年、10月ごろに事業をし、従業員を雇用されている方のところには年末調整の用紙が届くと思います。私のところにも届いております。今回、送られてきた封筒の中に、平成31年度から原則全ての事業者の皆様に従業員の個人住民税を特別徴収していただきますと印刷されたパンフレットが同封されておりました。また、11月号の広報いしいにも大きく掲載されておりました。 住民税には、給与や年金から天引きする特別徴収と、本人が納める普通徴収の2種類の支払い方法があります。 そこで、住民税に関する質問を何点か税務課長にお聞きしたいと思います。 初めに、石井町での住民税の納税義務者の総数と、そのうち給与所得者の人数と比率をお伺いしたいと思います。 ○議長(川端義明君) 田中税務課長。 ◎税務課長(田中憲博君) おはようございます。 井上議員のご質問にお答えいたします。 平成29年度当初でありますが、全体の納税義務者数で1万2,122名となっております。給与所得者の人数と比率でございますが、9,212名で、全体の約76%となっております。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 井上裕久君。 ◆8番(井上裕久君) ただいま課長のほうからの説明を聞きまして、もう少し農業とか事業をされている方の占める割合が高いと思っておりましたが、ほとんどの方がお勤めをされているということがよくわかりました。石井町は、農業が盛んではありますが、兼業でされている方が多いということも数字にあらわれておると思います。 では、給与所得者のうち、特別徴収をされている方の人数と比率を再度お願いしたいと思います。 ○議長(川端義明君) 田中税務課長。 ◎税務課長(田中憲博君) お答えいたします。 7,190名で、約78.1%となっております。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 井上裕久君。 ◆8番(井上裕久君) 約78.1%と、ほとんどの方の住民税を事業者の方が特別徴収義務者となり、市町村ごとに住民税をまとめて納付していただいてるということであろうかと思います。 もう一方で、約21.9%の方が普通徴収ということになりますが、パンフレットを見ましたら、徳島県統一基準に該当する場合を除き、特別徴収を実施していただきますと、少し強い言葉で載っておりました。徳島県全体の取り組みで、平成31年度から実施となっておりますが、現時点で特別徴収をしていない事業者の方は困惑してると思いますが、なぜそのように決まったのか、お伺いをしたいと思います。 ○議長(川端義明君) 田中税務課長。 ◎税務課長(田中憲博君) お答えいたします。 以前より、法令で所得税の源泉徴収義務のある事業主は、所得税と同様、個人住民税の特別徴収の義務がありました。今回、隣県でもあります香川県と連携し、平成31年度から特別徴収の完全実施に至ったわけでありますが、町長が所信表明でも申し上げましたが、国が進めるトップランナー方式も大きく関係しておりますが、平成29年1月時点ではありますが、全国で特別徴収の完全実施をしている、または予定している都道府県、一部町村は除きますが、徳島県と香川県を除けば43都道府県となっており、今回両県を含めましたら、残り2県だけとなっております。徳島県と24市町村も徴収率向上と、納税者ご本人においても普通徴収の年4回払いと給与天引きの12回とを比較しましたら、1回当たりの納付額が少額になること、納め忘れもなくなるなど、納税者にとっても便利な制度であること、法令で定められていることの理由により実施することとなりました。事業をされています方には少しお手間をおかけいたしますが、ご理解をお願いしたいと思っております。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 井上裕久君。 ◆8番(井上裕久君) 法令でも、所得税の源泉徴収義務のある事業主は、特別徴収の義務があるということでありますし、従業員の方にとっても、1回当たりの負担額も抑えられ、その上納め忘れもなくなるということでありますので、事業をされてる方への平成31年度からの特別徴収完全実施に向けて、町としても広報等を通じて十分周知徹底をしていただきたい。私のところも、この特別徴収が始まった多分最初からだろうと思いますが、平成21年7月から従業員に対する給与から天引きして、そして翌月10日までに納付をしております。それぞれ従業員、あるいは町内で言いますと、雇用されている町民の方も納付の手続、手間が省けると。そのかわり、事業主のほうとしては、手間はかかりますが、それでも一括でそれぞれ市町村ごとに納付できるということで、この徹底については十分31年度から、対象者も対象金額も変わってくるかもわかりませんが、十分周知をしていただきたいというふうに思います。 以上でこの特別徴収についての質問は終わりたいと思います。 続きまして、2番目の還付金詐欺疑いがあるという電話、これは徳島新聞にも掲載されておりましたが、またそして今議会の初日も町長のほうからの説明もありましたが、実在する町職員の名前を語り、国民健康保険税の還付があるといってATMに誘導しようとする不審電話が石井町内の60代から70代の高齢者がいるお宅へ7日に5件、8日に2件あったと掲載されておりましたが、その後、町へ同様の問い合わせはなかったのか、また被害が出てないのか、お答えをいただきたいと思います。 ○議長(川端義明君) 田中税務課長。 ◎税務課長(田中憲博君) お答えいたします。 9日以降、同様の問い合わせはありませんでした。しかし、11月28日に今度は実在しない職員の名前を語り、国民健康保険の還付がありますというような電話がありましたが、ATMへ行くような指示はなかったというお問い合わせが住民課に2件、税務課に1件ありました。いたずら電話の可能性もありますが、町長からもご説明をいたしましたが、町からの還付金がある場合、キャッシュカードを持ってATMへ行っていただく還付の方法はございません。少しでも不審な点があれば、必ず確認をしていただきますようお願いをいたします。 なお、現時点で警察から被害があったという報告は受けておりません。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 阿部副町長。 ◎副町長(阿部龍裕君) おはようございます。 不審電話への対応につきまして、2点ほど追加の情報といいますか、ご答弁を申し上げたいと思います。 まず1点は、先ほどの不審電話に加えまして、12月上旬でございますが、ホームページ等に掲載しまして注意喚起を行ったところでありますが、町内のお宅に架空請求のはがきが多数確認されているというような情報がございます。身に覚えのない請求にはご注意いただき、不審なはがき等が届きましたら、石井警察署等にご相談をお願いしたいと思います。 それから、2点目ですが、高齢者の皆さんの消費者被害に関連しまして、徳島県に消費者庁が消費者行政新未来創造オフィスを開設いたしました。そこの新たな取り組みの一つといたしまして、高齢者等の消費者被害防止のため、見守りネットワーク構築の動きがございます。高齢者を取り巻く家族、近隣住民、介護、福祉関係者、警察等、地域の多様な主体が高齢者の消費生活上の安全に気を配り、何かあったら、石井町の場合でございましたら、徳島市に設置しております消費生活センターなどにつなげる仕組みを構築しようとするものでございます。石井町では、既に例えば民生委員さんでありましたり、地域包括支援センターなどが高齢者の皆さんのお宅を巡回訪問する際に、いろいろな困り事や相談事の受け付け、受け皿等を担っていただいているところではございます。消費者被害に関すること、先ほどの電話でありましたり、それから不審な請求のはがきでありましたり、そういうことがございましたら、従来から我々や県、それから消費生活センターなどにつなぐ体制はございましたが、これを機に見守り、相談体制の再確認を行い、被害の防止にも取り組んでまいりたいというふうに考えておるところでございます。 ○議長(川端義明君) 井上裕久君。 ◆8番(井上裕久君) ただいま税務課長、それと副町長のほうからも説明がありましたように、還付金詐欺については金融機関や警察も皆さんが詐欺に遭わないよう、常に目を光らせてくれておりますが、まずご本人が絶対に詐欺に遭わないよう気をつけていただくことが一番かと思います。どうか、また還付金等の電話があった場合、必ず確認をするなどの細心の注意を払っていただき、住民の皆様方が被害に遭わないようにしていただきたいと思います。 これは還付金詐欺、それから振り込め詐欺、それと最近の新聞を見てみますと、西のほうでは消防署員を名乗って、それぞれの家庭の固定電話に災害時の関係で家族構成を教えてくださいということで、その家の家庭の状況を聞こうとする。そのうち1件は、ひとり暮らしではないということを伝えると、すぐに電話を切ったと。1人世帯のところへ何か目的があって、そういう電話して状況を聞いておるというような不審電話もあるということで気をつけて、お互いなかなか皆いろんなことで気をつけておるんですが、悪知恵が働くというか、だましにかかってくるというのがあるので、お互い気をつけないかんなというふうに思っております。 この質問については、税務関係については以上で終わります。 次、2番目の火葬場建設の進捗状況についてお伺いします。 今議会、ほかの議員さんもこのたびも火葬場の関係で何名の方か出ておりますが、現在の状況はどうなっておるのか。 それと、近隣の市町村、実際に火葬場があるのは徳島市川内と不動にある徳島西火葬場、それと吉野川、旧の鴨島町、吉野川市鴨島にできております。それと、近隣の町村、一番近隣、身近なところで言いますと勝名、勝浦郡、それから名東郡、名西郡、勝名地区の火葬場の利用状況はどうなってるのか、これについて総合政策課長及び副町長にお伺いをしたいと思います。 ○議長(川端義明君) 田中総合政策課長。 ◎総合政策課長(田中達也君) おはようございます。 ご質問の件で、火葬場の建設進捗状況ということでございますが、私のほうからは、近隣の状況という形でお答えをさせていただきます。 まず最初に、徳島市の川内葬祭場でございます。これにつきましては、昭和56年に建築をいたしております。そして、最近でございますが、平成29年3月で改築工事を行い、炉の数が10炉から12炉に増設されとるという状況でございます。 また、吉野川市の斎場でございますが、吉野川市の場合につきましては、平成10年に建築をされております。 それと、徳島西火葬場、石井町が使っておる火葬場でございますが、この分につきましては、平成25年3月に火災の後、同年夏から冬にかけて補強工事を行って現状に至っているところでございます。 また、勝名各地区の火葬場の利用状況ということでございますが、石井町及び神山町につきましては徳島西火葬場、葬祭場を主に利用されている状況でございます。また、勝浦町、上勝町、佐那河内村につきましては、徳島東部地域定住自立圏構想のもとで、小松島市葬祭場を利用をしております。火葬料金につきましては、市内、連携町村、市外の3段階で適用があるということでございます。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 井上裕久君。 ◆8番(井上裕久君) ご説明、どうもありがとうございました。 この火葬場の問題については、毎議会、各議員あるいは先輩議員等もたびたび質問なり、提案されておりますが、やはり石井町単独で建設するというのは非常に財政面も含めて難しいんではないかと思います。直近の問題で言いますと、石井幼稚園の建設、それから最近のあれで言いますと、高原の幼保連携施設の、これは建設、すばらしい施設ができましたが、それと今後に向けては給食センターですね。これも、老朽化で建てかえが迫られていると。それ以外の公共施設についても、老朽化等進んで、いろいろ建てかえ等の必要性が迫ってきているということで、非常に財政的にも厳しいし、火葬場といえば、やはり町民の方はぜひつくってほしいと、総論賛成、ただし各論になりますと、なかなか難しいところがある。今までもあちこち最新の火葬場、視察も行きましたし、住民の方も参加していただいたと。ただ、先ほど言いましたように、なかなか石井町、本町単独で建設するのは難しいんではないかと思います。 そこで、先ほど総合政策課長からのほうも説明ありましたが、勝浦町、上勝町、佐那河内村では徳島東部地域定住自立圏構想のもとで、小松島市の葬祭場を利用してるというような説明もございましたが、本町としてもやはり広域で進めていくという必要性がもう迫られているんではないかというふうに思います。そういう機会、話し合いをする機会というのは、こういう広域の懇話会とか構想を話し合う機会というのは本町も加入してるのかどうか。それと、その対象市町村はどういうところが加わっているのかというのについて、阿部副町長のほうにお伺いをしたいと思います。 ○議長(川端義明君) 阿部副町長。 ◎副町長(阿部龍裕君) 広域での火葬場の取り扱いについてご質問を頂戴いたしました。 何回か同じ答弁をさせていただいて恐縮なんですが、まず広域に対する考え方といたしましては、現状の第4次石井町総合発展計画基本計画に火葬場建設については今後の火葬需要に対し、安定した対応ができるよう、早期に広域的対応を含めた施設整備を図りますとされているところでございまして、広域の整備というのは先ほどご指摘ありました財政的な背景も含めて、優先的に考えるべきことだというふうに捉まえております。 現状の広域の取り組み、そういう組織に加入してるのかということですが、現状で石井町が参加している広域連携の取り組みといたしましては、徳島東部地域定住自立圏、先ほどの小松島市さんが入ってるというようなところが上げられると思います。ここに参加している市町村は、徳島市を中心市といたしまして、小松島市、それから勝浦、上勝の勝浦郡、それから佐那河内村、名東郡、それから石井町と神山町、名西郡、それから板野郡の松茂、北島、藍住、板野、上板の5町、合わせて2市9町1村が加入している自立圏の構想であります。 先ほど課長のほうの答弁でもありましたように、現実として、小松島市さんが葬祭場の改築を圏域内市町村の参加による連携事業として、徳島東部地域定住自立圏の共生ビジョンに位置づけて実施し、今年平成29年4月から新火葬場の供用を開始しておるようです。この徳島東部地域定住自立圏圏域内市町村との連携事業として、共生ビジョンに位置づけて事業を実施する手法、これは石井町も十分に参考にするべきものというふうに考えるところでございます。したがって、連携の声かけを行うのであれば、この圏域内の自治体からまず声かけをすべきかなというふうには考えております。以上です。 ○議長(川端義明君) 井上裕久君。 ◆8番(井上裕久君) ぜひ、こういう場を活用というか、お互いに声をかけ合い、また研究し合いながら、広域での建設を進めていっていただきたいというふうに思います。一番いいのは、町内単独でできたらいいんだろうと思いますが、やはりどこの火葬場へ行っても、建設費というのは10億円から少なくとも15億円はかかっております。財政的に厳しい中、余裕があれば幾らかかってもすばらしい火葬場をつくっていただければありがたいんですが、やはりそういう財政面を考慮して、広域で検討する場を十分活用して、早い時期に建設できるようにさらなるお力添えを町としても進めていただきたいというふうに思います。 火葬場の問題については以上で終わります。 続きまして、3番目の幼稚園、保育所等についてお伺いします。 そのうちの最初の石井幼稚園建設スケジュールと業者選定についてお伺いします。 まず、建設スケジュールについて、どのように今後進めていくのか、教育委員会の以西次長にお伺いをしたいと思います。 ○議長(川端義明君) 以西教育次長。 ◎教育次長(以西誠司君) おはようございます。 石井幼稚園改築工事予定地の文化財の発掘調査が10月中旬に11月末調査完了のめどが立ちまして、それに伴い、改築工事における入札等の準備を進めてまいりました。12月1日、5共同企業体による条件つき一般競争入札を執行いたしまして、設計金額3億9,800万円に対し、落札率90.15%、3億5,880万円で、姫野組・土肥産業石井幼稚園改築工事共同企業体が落札いたしました。本議会の会期中に追加提案させていただきますので、議員の皆様方の承認をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。ご承認いただけましたら、12月19日火曜日に中央公民館において、地元説明会を予定しております。そして、来年1月11日に起工式を行った後、着工いたしまして、12月竣工予定となっております。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 井上裕久君。 ◆8番(井上裕久君) スケジュールについては、よくわかりました。それと、その入札の経過も説明ございましたが、業者選定についてということで質問させてもらいます。 今、一部説明もありましたが、開会日、12月4日の議会の初日に町長のほうからも詳しく説明ありましたが、石井幼稚園改築工事の入札を執行したと報告がありましたが、1つ目に入札執行方法、2つ目に参加業者、3つ目に入札結果について、今次長のほうからも説明ありましたが、再度説明をお願いしたいと思います。 ○議長(川端義明君) 以西教育次長。 ◎教育次長(以西誠司君) お答えいたします。 まず、1つ目の入札執行方法についてですけれども、入札方法は条件つき一般競争入札で実施いたしました。 2つ目の参加業者についてですが、参加申し込みは姫野組・土肥産業共同企業体、北島建設・剣菱建設共同企業体、中山建設・三工建設共同企業体、岡田組・ダイヒョウ共同企業体、吉岡組・中野組共同企業体、島谷建設・栄和建設共同企業体の計6共同企業体でありましたが、島谷建設・栄和建設共同企業体が入札前に辞退いたしましたので、計5企業体で入札を執行いたしました。 入札結果についてですけれども、設計金額3億9,800万円のところ、3億5,880万円で応札いたしました姫野組・土肥産業共同企業体が落札し、落札率は90.15%でございました。以上です。 ○議長(川端義明君) 井上裕久君。 ◆8番(井上裕久君) 今までは、指名競争入札の方法がとられていたと思うが、今回は一般競争入札という手法を選んだのには何か狙いがあるのか、また一般競争入札でも条件つきということでありますが、どのような条件をつけたのか、再度お伺いをします。 ○議長(川端義明君) 以西教育次長。 ◎教育次長(以西誠司君) 東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けまして、建設工事需要の増加や震災、災害復旧、復興工事事業などで資材並びに人件費等が上がっているところに加え、本町の設計価格をできるだけ低額に抑えてまいりましたことなどから、どの業者が意欲的に入札に参加してくれるか見通しが立たない状況であったため、意欲があればどこでも参加できる一般競争入札のほうがよりスムーズに入札を執行できると考え、取り入れました。 ただ、どこでも参加できるといいましても、やはり町内企業の育成及び活性化のため、本町で事業を行っている企業が参加できる仕組みも必要と考え、条件をつけさせていただきました。付した条件としましては、平成29年度徳島県建設工事一般指名競争入札参加資格業者名簿、県内建設業者において、建築一式工事の等級が特A級に格付されているものと、平成29年度石井町建設工事一般指名競争入札参加資格業者名簿において、建築工事の等級がA級に格付されているものと組み合わせることであること、ただし特A級のものかつ町A級のものの場合は特A級のものとするというものでございます。また、県特A級のものは、徳島県東部県土整備局管内に本社、本店を有しているものといたしました。 これらの条件を付した理由は、設計金額において約4億円になる工事であるため、適正な技術力や財政力等の信用を担保する必要があることに加え、県内企業と共同企業体を結成することで、さきに申し上げました町内企業の育成及び活性化につながると考えたからでございます。また、東部県土整備局管内としましたのは、近隣企業体であるほうが経済効果等がより期待できると考えたからでございます。 ほかにも、共同企業体の結成方法は自主結成とすることや、共同企業体の構成員数は2とすること、共同企業体の代表者は県特A級のものとすることなどの条件を付させていただきました。以上です。 ○議長(川端義明君) 小休します。            午前10時54分 休憩            午前11時10分 再開 ○議長(川端義明君) 再開いたします。井上裕久君。 ◆8番(井上裕久君) ただいま以西次長より、今回一般競争入札という手法を選んだ狙い、あるいは条件等について詳しく説明いただきましたが、一般競争にしたのは、より適正かつ公平公正のもと、スムーズに入札が執行できるようにと考えた結果であると理解しました。また、付した条件も町内企業の育成及び活性化を配慮してつけたものだということも理解しました。 しかし、共同企業体の構成員に地元企業が入っているとはいえ、工事を進行していくに当たって、下請業者というのもできてくると思います。その下請業者について、今答弁されたような町内企業の育成及び活性化について、どのように取り組むのかお伺いをいたしたいと思います。 ○議長(川端義明君) 以西教育次長。 ◎教育次長(以西誠司君) 町内企業の育成及び活性化にどのように取り組むのかというご質問ですけれども、入札参加資格審査結果の通知書に下請業者の選定は地元企業の受注機会の確保及び育成並びに地域経済の活性化を図るため、本町の地元企業へ優先発注するよう努めてくださいと記載をさせていただいております。元請業者について、今後も下請業者を町内業者へ優先するよう促してまいりたいと考えております。以上です。 ○議長(川端義明君) 井上裕久君。 ◆8番(井上裕久君) 今、次長のほうから答弁ありましたように、ぜひそういう方向でお願いをしたいと思います。 ただ、過去からの大型事業のとき、例えばこの役場庁舎ですね。庁舎建設の際にも、そういうふうに町内業者への優先発注をしてほしいという旨は要望し続けていたと思います。しかし一方では、町内企業はなかなか下請に入れてくれないという声も聞きます。 ほかの例ではあるんですが、私が調べたところによりますと、阿波市においては、地元業者への下請を徹底し、元請業者から地元業者への下請発注金額は約80%と高率になっていました。また、役所側は施工体制台帳の提出にて、地元業者への発注状況を監査しており、さらに1次下請、2次下請との発注書、請書を提出させて、地元業者へ確実に発注させたことをチェックしていると聞いています。 本町においても、こうした施工体制台帳の提出に加え、1次下請、2次下請との発注書、請書を提出させて発注状況を把握することで、地元企業の育成及び活性化に、より一層努力していくべきと思いますが、この問題については小林町長にお伺いをしたいと思います。 ○議長(川端義明君) 小林町長。 ◎町長(小林智仁君) 井上議員からご指摘いただきましたように、地元業者への発注状況等によりまして、地域経済にどのように寄与したのかということに加えまして、地元企業育成、活性化につながったのかを把握しておくというのは大変重要であると考えております。 また、発注状況が少ないようであれば、今後の入札に付す条件等あるいは入札方法について研究するきっかけとなると考えているところでございます。 したがいまして、議員ご指摘のとおり、元請業者に対しまして、公共工事の入札及び契約の適正化の促進の法律の趣旨に照らしまして、施工体制台帳の提出に加え、1次下請、2次下請の発注書、請書の写しの提出の徹底を求めてまいりたいと、このように考えているところでございます。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 井上裕久君。 ◆8番(井上裕久君) ただいま町長のほうから答弁いただきましたように、その徹底をぜひ図っていただきたいと思います。積極的な地元業者の活用により、町内経済が循環するとともに、町内企業の育成及び活性化につながるとともに、町内経済が循環することにより、石井町全体が活気づくことを期待しています。 また、この幼稚園の建設工事については通学路等もあることから、当然のことながら、安全面も十分配慮していただくようにお願いいたしたいと思います。 それと、徳島新聞に、これは一昨日ですか、最近掲載されておりましたが、そのJVで落札した姫野組の会長さんのインタビュー記事が載っておりました。その中で、この姫野組というのは県外、海外には出ていかないことを基本方針にしていると。県内で仕事をとって、下請業者に還元するのが原則だというようにインタビュー記事に載っておりました。こういう方針で、ぜひ地元業者、石井町内の業者を活用して、町内の経済の活性化につながるよう、町のほうも十分この辺を心してチェックしていただきたいと思います。 この問題については以上で終わります。 続きまして、幼稚園、保育所等への入園、入所手続についてお伺いしますというふうになってますが、この問題について、特に保育所等への入所手続、それについて、子育て支援課長にお伺いをいたします。 ○議長(川端義明君) 桃井子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(桃井淳君) お答えをいたします。 保育所への入所手続につきましてご説明を申し上げます。 平成30年度の保育所の入所申請の受け付けにつきましては、去る11月20日より開始をいたしまして、来年度から初めて保育所を利用されるという方につきましては、役場子育て支援課でその受け付けをさせていただきまして、また今年度から引き続き来年度もご利用されたいという方につきましては、それぞれの保育所において受け付けをさせていただいたところでございます。 また、ご希望の施設が町立、私立どちらでありましても、同じような対応をさせていただいているところでございます。 また、現在、子ども・子育て支援新制度のもとにおきましては、保育所等を利用される保護者の方におかれましては、利用のための保育を必要とする認定、これは支給認定というふうに申しますけれども、これを受けていただく必要がございます。この支給認定につきましては、子ども・子育て支援法第19条第1項の第2号もしくは第3号に規定する支給要件に該当している必要があります。これを2号認定もしくは3号認定と申します。具体的に申しますと、2号認定につきましては、保護者の就労などで保育を必要とする3歳以上の児童のことでございまして、3号認定につきましては、保育を必要とする3歳未満の児童のことでございます。この2号または3号の認定を受けていただくための申請手続でございますけれども、これは保育所の入所の申し込みと同時に行っていただきまして、ご提出いただきます就労証明書等におきまして、その認定の可否の判断をさせていただいているところでございます。 なお、支給認定を受けられることと、入所いただく保育所が決定いたしましたら、その方には入所の内定通知を送付させていただいてるところでございます。 以上が入所手続の流れでございます。 ○議長(川端義明君) 井上裕久君。 ◆8番(井上裕久君) ただいま子育て支援課長のほうから説明ありました。内容につきましては、先ほど当初質問するように予定いたしておりました幼稚園の入園手続も同じですが、これも広報いしいの11月号にその手続等の説明が詳しく載っておりました。ただ、保護者の方から、ちょっとわからないところもあるなあというところの質問もありましたので、今回議会で質問をさせてもらいました。 それと、今大きく全国的に問題になっております待機児童の問題、本町についてもこの待機児童がいるというのが新聞に掲載されておりました。実際、あるということであろうかと思います。 そこで、この受け入れ態勢ですね。その施設の整備状況について、どうなっているのか。これも初日に町長のほうからも説明もございましたが、再度詳しく課長のほうからご説明をお願いしたいと思います。 ○議長(川端義明君) 桃井子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(桃井淳君) お答えをいたします。 来年度に向けました保育の受け入れ態勢、施設の整備状況についてご報告をさせていただきます。 高川原小学校前で行われておりましたさくら認定こども園の新築移転工事でございますが、これは先月末に無事に完了しております。このことによりまして、来年4月より保育定員を80名から90名に10名増としていただけるようになっております。また、旧町立老人ホーム気延荘跡地におきまして、来年4月に私立気延のもりの保育園が開園をいたします。ゼロ歳から3歳児までを対象とした認可保育園となります。なお、気延のもりの保育園の開園に合わせまして、町立の石井保育所につきましては、閉所とさせていただきますけれども、石井保育所の定員は現在60名と、新しい気延のもりの保育園につきましては、それを上回ります90名となる予定でございます。これらのように、さくら認定こども園と気延のもりの保育園が整備されることによりまして、待機児童対策としまして、保育の受け入れ態勢をこれまで以上に拡充することができるようになったというところでございます。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 井上裕久君。 ◆8番(井上裕久君) 受け入れ態勢が新しい保育所の設立により拡充されるということで、待機児童の解消にできるだけ積極的に今後も取り組んでいただきたいと思います。 それともう一つ、項目としては書いてなかったんでございますが、これも初日に町長のほうから説明もあったし、補正予算に提案もされておって、本来では議案審議でする質問かもわかりませんが、これも徳島新聞に12月9日土曜日、つい先日ですね。社説の中で、足りない学童保育ということで、これも以前の記事で石井町の学童保育の待機児童がたくさんいるという記事もありましたが、この社説ではこの記事の中で、社説の中で、今回の調査で18人の待機児童があった石井町は4日開会した町議会12月定例会に提案した予算案に、学童保育所を約1.5倍に増築する費用を盛り込んだ。ほかの自治体も対策を具体化させてほしいということで、この社説で本町の対応の早さを褒めていただいております。これについて、再度、重立った項目で結構ですんで、初日にご説明いただいたような内容を詳しく説明いただけたらというふうに思います。よろしくお願いします。 ○議長(川端義明君) 桃井子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(桃井淳君) お答えをいたします。 先ほどご質問のありました徳島新聞に掲載された定員を1.5倍程度にするという学童保育の施設の拡充のことでございますが、これにつきましては、現在石井地区の学童保育所でございまして、今年度におきましては希望者が多いということで、5年生、6年生の利用をご遠慮いただいているという状況にございます。これにつきまして、10月に来年度の利用のアンケートをとったところによりますと、定員80名なんですけれども、この利用の希望者が120名を超える状態となっておりまして、今回補正予算もお願いをしておるんですけれども、現在専用施設を持っておるんですが、その施設を増築することによりまして、今が40名が2クラブで80名の定員になっておりますが、さらに1クラブ、40名の1クラブを追加で計3クラブで120名の施設にしたいと考えておるところでありまして、これで十分かどうかということは今の時点では言えないんですけれども、こういったことを進めていって、少しでも待機児童の解消につなげたいということ、それとこれはもう既に決定してることでございますが、別の高原地区におきましても、新しい、今専用施設がありませんので、専用施設を設けたいというふうに考えておるところでございます。なお、今申しました石井地区につきましては、今補助金を要望してるところでございまして、具体的にこれが石井町にいただけるということが決定しましたら、事業を進めるということでございます。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 井上裕久君。 ◆8番(井上裕久君) ぜひ、その補助金頼りというところもあるようでございますが、保育所の待機児童あるいは学童保育の待機児童等の問題、本町として相当努力されて解消に取り組んでいるというのがよくわかりましたので、今後もさらにそういう待機児童がなくなるように一層の努力をお願いしたいと思います。 続きまして、4番目の井ノ元遺跡の出土品及び町有形民俗文化財の保管場所と保存活用について、社会教育課長にお伺いをいたしたいと思います。 これは、11月18日ですか、現地説明会も井ノ元遺跡でございました。石井幼稚園の建築に伴っての発掘調査ということで説明もしていただき、発掘された土器等も見せていただきました。 それと、もう一つの町有形民俗文化財については、議会の議場で先日、11月21日から29日まで面劇師、花之家花奴の世界ということで展示会が行われました。そこで、これは主催が町の教育委員会、協力が石井町文化財ボランティアの方が協力していただいたということでございました。そのボランティアの方がいろんな面とか衣装とかすばらしいものがたくさんあるんですが、その保管場所とか保存場所についても、町のほうが積極的に責任を持って取り組んでもらいたいという要望がございました。それについて、どうなっているのか、課長にお伺いをいたしたいと思います。 ○議長(川端義明君) 片岡社会教育課長。 ◎社会教育課長(片岡秀文君) ご質問の件についてお答えをいたします。 井ノ元遺跡からは、小型丸底つぼや高つきなどの古墳時代の土器をはじめ、大量の遺物が出土しており、石井中学校北の文化財保管事務所で現在保管しております。今回の発掘で、保管すべき出土物が大きく増加し、将来的には文化財保管事務所だけで保管することは困難になってくると予想しておりますので、保管場所について検討していかなければならないと考えております。 石井町有形民俗文化財、花之家花奴面劇、面浄瑠璃芝居関係資料は石井町教育委員会が管理する倉庫で一時的に保管しております。花之家花奴面劇関係資料は、現在個人の所有物でありますので、今後の適切な保管及び管理については、所有者と協議していきたいと考えております。 なお、文化財の活用でございますが、井ノ元遺跡の現地説明会は先ほど議員さんおっしゃいましたとおり、11月18日に開催し、花之家花奴面劇展は11月21日から29日の間に6日間、この議場で開催させていただきました。 井ノ元遺跡は、発掘調査期間中でありますし、幼稚園の建設も控えておりましたので、1日のみの開催となりました。花之家花奴面劇展は、庁舎内の展示でありましたので、職員が不在となる土日、祝日は休みとさせていただきました。限られた期間であったため、来庁できなかった方もいらっしゃいますし、今回の展示等の話を聞いて、次回の開催を望まれる方もおいでます。そこで、今後は中央公民館の2階ロビーで展示を検討したいと考えております。また、井ノ元遺跡の発掘成果は、調査報告書に取りまとめて、学術研究にも活用していきたいと考えております。井ノ元遺跡におきましては、10月26日に石井小学校の5年生、6年生を対象に発掘現場の見学会を行い、石井町の歴史を学ぶ歴史教育にも活用いたしております。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 井上裕久君。 ◆8番(井上裕久君) ただいま社会教育課長のほうから、今後も展示あるいは調査を進めていくと、あるいは小学生の方にも見ていただいて勉強していただいたというようなお話がございました。この花之家花奴の面劇につきましては、これも徳島新聞に11月29日ですか、この鳴潮欄に詳しく載せてもらっております。私もその面劇展、ここで2回ほど現物の面なり衣装なり、それからビデオですか、見せていただいたんですが、さらに詳しく鳴渦欄でこういうのを載せてくれるというのは珍しいというか、ありがたいことだというふうに思っております。 それと、12月に入ってから、5日の読者の手紙というんですか、これも徳島新聞に載っておりましたが、面劇について詳しく調べてということで、北島町の方が学芸員及び歴史愛好家の皆さんにぜひ我と思わん方は面劇について調べてくださいと、101点の面があなたを待っています、その研究が徳島の舞台芸術の歴史に新たな1ページを加えることになるでしょうということで、面劇について詳しく調べてという投書をいただいております。ぜひ、こういう声をもとに、さらなる歴史文化財を保存活用して、有効に活用していただいて、そしてさらなる調査もお願いいたしまして、この質問を終わります。 続きまして、5番目の移動図書館購入の募金状況についてということで、これも初日に町長のほうから報告はございましたが、もう既にふるさと納税の中で移動図書館購入資金ということで募金をいただき、目標の1,000万円を超えたと。そして、その中には石井の一般廃棄物処理業者の井内清掃さんが町に500万円寄附していただいたと。あるいは、徳島市の女性の方から100万円寄附をいただいたと。それと、大勢の方からたくさん募金をいただいて、1,000万円以上の目標額は達成できたというふうな報告はございましたが、この移動図書館車、これについてはもう1,000万円以上になったということで、いつごろ発注して、そして図書館でございますので、どういう本を中心に図書館車に乗せていくのか、そういう概要について総務課長にお伺いをしたいと思います。 ○議長(川端義明君) 木下総務課長。 ◎総務課長(木下貴雄君) 移動図書館車購入に向けてというところで、思ったより速いペースで目標額の達成をいたしました。といいますのも、一般事業所の方からの500万円、また市内の女性から300万円の寄附をいただいて、わずか5カ月ほどで目標金額には達しております。ただ、この目標金額というのも、実際に車を購入してみて、加工してみて幾らかかるかという部分もあろうかとは思いますので、あくまで概算として目標1,000万円というところで計画をいたしました。 今後の図書館車の運営につきましては、なるべく早いうち、来年早々には移動図書館車を購入、また運営する団体さんとも協議をしながら、どういった図書館にするのか、どういった本を購入して町内を回るのかというのを今後協議して検討してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 井上裕久君。 ◆8番(井上裕久君) 失礼しました。徳島市内から寄附いただいた女性の方は、100万円じゃなしに300万円ということで訂正させていただきます。 それと、この募金活動については、地元の女性の読み聞かせグループふじちゃんずというのが中心になって募金活動をしていただいたということで、この代表の方、遠藤千亜紀さんという方の談話が新聞に載っておりますが、本は心の栄養、本がやってくるわくわく感を、また子供たちに楽しんでもらいたいというふうな希望が掲載されておりました。子供たちに本を届けるために、こういう募金活動をしたということであります。そういう方の協力で、今課長のほうからも説明ありましたように、短期間に目標が達成できたんではないかと、それと、それぞれ町内の住民の方、あるいは町外の方、たくさんの方の募金のおかげで早期達成ができたんではないかと、この気持ちを、心を十分生かしていただきたいと思います。 この問題については以上で終わります。また後で、谷議員のほうからも質問が出ておりますので、詳しく聞いていただきたいと思います。 最後に、6番目のその他ということで、これは一応その他としてますが、担当の方には通告をしております。これについては、今までも何回か質問させていただいたんですが、石井警察署の統合問題についてお伺いをしたいと思います。 来年度、統合予定の石井署、これがいよいよ現在の徳島西警察署と統合し、来年4月1日より徳島名西警察署として再出発することとなります。現在のところ、統合に伴い、石井警察署については引き続き24時間体制の維持、警察官約40人体制の維持、管内の駐在所は全て存続すると伺っています。また、運転免許証の更新等についての手続業務も、これまで同様、現在の石井署で対応すると聞いています。しかし、住民の方からはこれから警察署がどうなるか心配との声をよく耳にしますが、統合についての情報が十分周知されてないように感じます。県の警察において、今後周知が図られると思いますが、石井町としても連携し、例えば広報いしいにも掲載していただき、統合に関する住民の不安解消に努めていただきたいと思いますが、この問題については阿部副町長にお伺いをしたいと思います。 ○議長(川端義明君) 阿部副町長。 ◎副町長(阿部龍裕君) 井上議員から、来春の石井警察署統合の問題につきましてご質問をいただきました。 現在、県警察において石井署、石井警察署の統合準備が進められております。いよいよ、統合が迫ってくる中で、住民の皆さんの不安や、それから疑問を解消すること、これは極めて重要なことじゃないかなというふうに考えます。現在のところ、来月には県警察において、統合に関するチラシを作成し、当該管内の地域に新聞折り込みで周知する旨、伺っているところではございます。しかし、議員さんご指摘のとおり、住民の皆さんの不安解消にはあらゆる機会を通じて周知を図ることが重要であり、県警察の広報を補完する形で石井町としてもできる限り協力をしてまいりたいというふうに考えております。 そこで、広報いしいでも周知すべきとのご提案、これは非常に有効な手段であり、今後県警察と打ち合わせする中で、積極的に協力してまいりたいなというふうに考えます。 また、加えまして、広報いしいのほかにも必要に応じまして、例えばCATVにお願いして、可能な範囲でできれば動画による放送でありましたり、それから私どものホームページなんかも活用しながら、住民の皆さんの不安解消、それから石井警察署のスムーズな統合を側面的にバックアップできたらなというふうに考えます。しっかり協力してまいりますよう、取り組んでまいりたいと思います。以上です。 ○議長(川端義明君) 井上裕久君。 ◆8番(井上裕久君) ただいま副町長のほうからの説明、答弁ありましたとおり、本町としても、広報いしいあるいはケーブルテレビやホームページ等を活用しながら、住民の方に不安を与えないよう、また疑問を与えないように町としても広報等で積極的に取り組んでいただきたいと思います。 以上で私の一般質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。 ○議長(川端義明君) 小休します。            午前11時47分 休憩            午後 1時00分 再開 ○議長(川端義明君) 再開いたします。2番平野忠義君。 ◆2番(平野忠義君) 議長の指名によりまして、一般質問をさせていただきます。 通告にありますように、まず最初に首長さんの危機管理についてということでございますが、主に交通事故の防止対策についてお聞きしたいと、このように思っております。 去年の6月議会だったと思うのですが、後藤議員のほうから、この件につきまして質問がございました。そのときに、町長は運転には自覚を持って安全運転に取り組むというふうに申されておったと記憶しております。その後、前美馬市長の交通事故、その問題が起こりまして、その後本年5月に判決が出されました。禁錮4年6カ月だったと思うんですが、非常に重い判決が下されております。常日ごろ、雑談の中で、議員仲間の中でも運転はどうかなあというふうな問題を提起させていただいたこともあると思います。 そこで、町長はこの結果について、こういうふうな判決が出たということで、どう思われておりますか。ちょっとお聞きをしたいと思います。よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(川端義明君) 小林町長。 ◎町長(小林智仁君) 平野議員から、交通事故の防止対策についてということでご質問をいただきました。 昨年、平成28年6月議会だったと思いますが、ちょうどあの事故が起きたときのすぐ直後の町議会におきまして、後藤議員より質問をいただいたというふうに記憶をしております。判決を知って、どのように思ったかというご質問をいただきましたが、私常々、これは交通安全の会議で言ってることなんですけれども、やっぱり車を運転する以上、誰しもが加害者にもなるし、被害者にもなるものだというふうに思っております。その中で、非常に厳しい判決といいますか、やはり人命を失ったということで、禁錮4年6カ月ですか、判決が出たというふうに思っておりますが、その判決を聞きまして、私もより慎重に車を運転する場合においては、車を安全とゆとりゆっくり思いやり、この気持ちで行っていきたいというふうに思ったところでございます。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 平野忠義君。 ◆2番(平野忠義君) ありがとうございます。気をつけて、安全運転を心がけるという同じようなご答弁でなかったかなと思います。 十分注意をし、安全運転に心がけるというのは、誰しも当たり前のことでございまして、事故というものは幾ら気をつけておっても、もらい事故もございますし、事故が起こらないという保障はどこにもございません。町長や石井町の危機管理がこういうところで問われているのではないかなあと、このように思うのでございます。 例をちょっと調べてみましたが、2013年の和歌山、紀の川市長ですか、市長の運転の車が人身事故を起こしたというふうなこともございます。15年には、長崎県の町長が公用車が人身事故を起こすと、それから16年には長野県のほうで酒気帯び運転、17年にはつくば市長の交通事故というふうに全国的にも首長さんの交通事故が起こっておるのが実情でございます。これも皆さん気をつけて運転はされておると思いますが、こういうふうなことが起こっておるということで、特に公務中は石井町の町長に関しては、運転を行わないというふうなことを決めて取り組んだらどうかと私は提案を申し上げるのでございますが、町長はその点どのようにお感じになりますでしょうか、考えておりますでしょうか、ご答弁をお願いいたします。 ○議長(川端義明君) 小林町長。 ◎町長(小林智仁君) 公務中の運転についてということでご質問いただきました。 これは、前の議会でもご答弁をさせていただきましたけれども、現在もあの答弁以来、公務中の運転に関しましては、その関係する課の職員に運転をできるだけしていただくようにしております。ただ、そうは申しましても、実は私自身も公用車をみずから運転する機会というのが非常に多くございまして、これからはできるだけといいますか、関係課の職員あるいは総務課等々の職員に運転をしていただけるように環境づくりを整えていきたいというふうに思っております。 加えて、これは少し雑談になりますけれども、いろいろな市町村長会とか、そういうところで他の市町の運転状況を聞いておりますと、大きい市あるいは町については、できるだけ公務中は運転をしないということを約束をして、公用車の運転をしないようにしているところもあるというふうに聞いております。私用中につきましては、どうしてもこの徳島県という公共交通機関の少ないところに住んでいる以上、自分自身で運転する、プライベートのときには運転するときもあるかと思いますけれども、そのときには今まで以上に交通安全を気をつけながら行っていきたいと思いますと同時に、できるだけ妻がいるときには妻に今も運転していただいておりますので、プライベートにおきましても、妻のほうに運転をしてもらうようにできるだけ行ってまいりたいと、このように考えているところでございます。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 平野忠義君。 ◆2番(平野忠義君) ご答弁ありがとうございます。 どのくらいの割合で、各課の担当の運転手の方が運転をしていただけるのかというのを一緒に聞こうと思って忘れておりました。 それでは、総務課長に一緒にお尋ねをいたします。 前美馬市長の事故の後、総務課といたしまして、危機管理で何か対策、どのような対策を何かをとられたと思うんですが、どのような対策をとられたのか、もしさっきの質問のと一緒にわかりましたら、お答えをよろしくお願い申し上げます。 ○議長(川端義明君) 木下総務課長。 ◎総務課長(木下貴雄君) 公用車の運転につきましてですが、先ほども町長が申し上げましたように、公務について関係する課の職員が運転を、送迎をしておるわけでございますが、町内における公用車の運転につきましては、このほとんどが町長みずからが運転しているのかなと。ただ、町外につきましては、でき得る限り、関係する課の職員で公用車の運転をして送迎をしていきたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 平野忠義君。 ◆2番(平野忠義君) できる限りということでございますが、そこでもう一度お尋ねをいたします。 町内、町外に限らず、公務の場合は運転手を出すというふうなお考えがこれから先においてあるのか、そしてそういうふうなことをするのは無理なのか、どうしてそれが無理なのか、もしできない場合はですね。これはもう非常に重要な問題でございますので、もう一度総務課長にお願いを申し上げます。 ○議長(川端義明君) 木下総務課長。 ◎総務課長(木下貴雄君) 今後におきましては、町内、町外限らず、できる限り、関係する課の職員で運転をしてまいりたいと思います。ただ、限られた職員の中で、それぞれ皆さん仕事をお持ちですので、全てにおいて職員が運転をしていくというのはちょっと今のところ難しいのではないかなというふうに考えておりますが、でき得る限り、職員で運転していきたいというふうに考えております。以上です。 ○議長(川端義明君) 平野忠義君。 ◆2番(平野忠義君) ありがとうございます。まだ、100%とはいかないようでございますが、できる限りという、そのできる限りをできるだけ100に近づけるようにお願いをしたいなあと思います。 それで、私が思いますのに、そのときの関係がある課のあいた方が運転されるということでございますが、いろんな職員の方もおいでると思うのですが、やはり石井町の長を乗せて走るということでございまして、私が思うのに、専属に運転手というものを雇うて運転させたらどうかなと思うのでございます。また、最初は100%専属とまではいかなくても、担当課でいろんな人が運転するというよりも、今の職員の中ででも専属といいますか、それを決めて、最初は準専属と申しますか、そのぐらいの位置づけで係を決めてするほうが交通安全にもっと、出張の日にちもわかりますし、時間もわかりますし、運転手の心構えというものもできてくるのではないかなあと思います。今、申しましたように、準専属ぐらいの位置づけで、どうか皆さん非常に忙しい公務の間を縫ってというふうなことにもなろうかとは思いますが、そういうふうにしたほうが交通安全に関しては非常にいいのではないかと、そのように思いますが、そのようなお考えはございませんか、もう一度お願いをいたします。 ○議長(川端義明君) 木下総務課長。 ◎総務課長(木下貴雄君) 今、平野議員さんのおっしゃるように、準専属という運転手をというお考えですが、今のところ私のほうはそういった立場の職員で運転をするという考えはございません。各課において、担当する職員、課員が運転をしていただくという状況つくって、今後もしていきたいというふうに考えておりますし、運転する者、誰に限らず、当然のように交通安全には十分注意されて運転をしていくものというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 平野忠義君。 ◆2番(平野忠義君) ありがとうございます。できるだけ、そういうふうな方向で前向きに取り組んでいっていただきたいなあと思います。これが大きな問題になります。公務のときは特にでございますが、最近のメディアの取り上げようはすごいものがございまして、題目だけで皆さんそういうふうな悪い印象を持たれるということが多々ございますので、これはぜひともこういうことを起こさないというふうな方向で、万全の態勢を整えるというのが一番いいのではないかなあと思い、言いました。 そして、運転手がどこの課になろうかと思いますが、おりましても、もしあきの公用車というものがなければ、それもまた問題であるかと思います。総務課長にまたお聞きをするのでございますが、町長ご自身の車で出張をするということもあるとは聞いておりますが、それはどのくらいの割合で出ておられるかというのは、わかる範囲で結構でございます。大ざっぱでもよろしいので、ちょっとお答えをお願いをいたします。 ○議長(川端義明君) 木下総務課長。 ◎総務課長(木下貴雄君) 割合と言われましても、ちょっとすぐに数値は出ませんが、土日の公務につきましては、全て町長みずから自家用車で行っておりますし、夜の会合等につきましても、全て町長みずからが自分の自家用車で出張しております。以上でございます。
    ○議長(川端義明君) 平野忠義君。 ◆2番(平野忠義君) 今の答弁をお聞きしますと、公務でもかなりまあまあの割合において、町長の車でご自身が運転して出られることが多いというふうに把握をいたしました。できましたら、これも財政の問題にもなってきますが、高級なものでなくてもいいと思います。最近は地球に優しいと言われます性能のいい、事故の起こしにくい車もそろってきております。ここはひとつ、先ほどから申しますが、何かあった後では遅いので、専属の公用車の導入というのも検討されてはどうかなあと思う次第でございます。財政の厳しさを十分把握しておるつもりではございますが、もし石井町でこのような前段のような事故が起こりますと、町長の責任だけでなく、石井町全体、石井町自体、責任も必ず問われます。多大の損害が発生するものと思われます。石井町自体の名を非常に落としてしまうというふうなことも思われます。事後の対策では私はだめなのかなあと思っておる次第でございます。大変厳しい財政状況ということはわかりますが、どうか転ばぬ先のつえと申しますか、行政の責務として最善の努力をよろしくお願いを申し上げて、この質問は置きたいと思います。 続きまして、給食センターの運営についてということでご質問をさせていただきます。 ここのところ、センターの臨時職員の募集が頻繁にされておったように記憶しております。気になって、少し聞いたり、調べたりしてみますと、給食の供給における人員がぎりぎりといいますか、いっぱいいっぱいのところで提供が行われている日も多々あるというふうにお聞きをしました。 そこで、センター長にお聞きをいたします。 ここ2、3カ月、半年ぐらいでも結構でございます。現状をお聞かせをいただいたらと思います。よろしくお願いをいたします。 ○議長(川端義明君) 米澤給食センター所長。 ◎給食センター所長(米澤庄司君) 給食センターの調理員の現在の人員の現状についてお答えをさせていただきます。 臨時調理員は、13名の枠がありますが、今現在は13名中、午前中11名、午後からは9名の臨時調理員及び派遣調理員で業務を行っております。また、来年1月より、2名増員する予定で、来年1月からは臨時調理員及び派遣調理員が午前中は13名、午後からは昼までの方が2名おいでますので、11名になります。今後も給食業務に支障のないように、人員確保に努めてまいりたいと思っております。 また、人員不足が長引く場合に備えて、給食業務に支障が出ないように、調理・洗浄業務を民間委託することも視野に入れて、平成30年度は検討していきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 平野忠義君。 ◆2番(平野忠義君) ありがとうございます。 いっときに比べますと、状況が少し改善されておるということと把握いたしました。しかしながら、何らかの理由で給食の提供に支障が出る、そういうことも考えられるのではないかなあと十分思うわけでございますが、調理員さんの体調面、また突発的な欠勤というものもあるのではないかと。この件についての対策もいろいろと行っていただいておるとは思いますけれども、新しい建物をつくるという計画もお聞きしております。しかしながら、人員不足という問題は急を要する案件だと私は思います。 そこで、お聞きをいたします。 何かこれに対する対策、民間というのは30年度ということで今センター長からお聞きをいたしましたが、その間、またどういうふうな対策をお持ちなのか、これは副町長に考えをお聞かせを願いたいと思います。 ○議長(川端義明君) 阿部副町長。 ◎副町長(阿部龍裕君) ご心配いただいておりますように、給食センターの調理に関しまして、危機的なとまでは申しませんが、少し心配な状況が生まれてるのも事実でございます。子供たちに給食を与えるということ、大事なことだと考えますので、その点に関しまして、私どももハローワーク等々を使いながら募集をかける、それから派遣会社のほうにもお声がけをして人員の紹介をいただく、そういうふうなところでございます。最悪の場合は、最近では所長も調理場に入って、もちろん検査をしてですけれど、そういうようなこともやらざるを得ない状況もあるようには報告受けておりますが、最悪のことが我々も起こらないように、給食は残業してはできませんので、昼間の給食の時間までに給食を仕上げて子供たちの手元に届けることが大きな使命でございますので、そこを落ち度のないように続けていきたいというように考えております。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 平野忠義君。 ◆2番(平野忠義君) ありがとうございます。今の答弁によりますと、余り目新しい対策は打っておらないというふうに聞こえました。 そこで、どのくらいの期間になるかもわかりませんが、今副町長も申されたように、ハローワークとかいろんなところの派遣会社との依頼も考えておるということでございますが、短期間になるのかとは思いますが、ここで給食がストップするというふうなことになりますと、また非常に大きな問題、またメディアも非常に大きく書いてもらえるのではないかなと思います。 ここで、短期間であると思いますが、思い切った賃金を考えて募集をしてみてはどうかと私は思うのでありますが、先ほどセンター長も調理場に入っておるというふうなことをお聞きしましたが、決してそれは褒められたことではないと思います。そこまで、今までもずっと募集をしてきてこういうふうな状況が続いておると思いますので、これは何か新しい考えをとは思うのですが、私が思うところによりますと、やはりもう賃金しかないのではないのかなと、そういうふうに思います。もう一度、副町長にそこら辺をお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(川端義明君) 阿部副町長。 ◎副町長(阿部龍裕君) 給食センターの調理員さんの賃金でございますが、以前は7,500円でお願いをしておりましたところ、なかなか集まっていただけないということで、11月から8,000円に改定して募集、それから今支給を行ってるところでございます。 ○議長(川端義明君) 平野忠義君。 ◆2番(平野忠義君) ありがとうございます。 細かい決まり、財政状況というところまでは私も把握をし切れておりませんが、先ほどから申しました思い切った賃金ということを考えてはどうかということを提案をいたしました。 また、この給食がストップするというようなことは絶対にないように要望をいたしまして、この給食センターの運営に関する質問はこれで置きたいと思います。 それでは、3つ目の町内各施設、設備の老朽化ということについてですが、町内には皆様のお力添え、また先輩方のご尽力で数多くの施設がございます。本当に町民のための施設が数多くございます。これも本当に町議会の諸先輩方、また行政の職員の先輩方の知恵と行動力のたまものだと思っておる次第でございます。そしてまた、それに対する感謝をいたすものでございます。しかしながら、当たり前の話ではございますが、設備、施設というものには当然メンテナンスというものが必ずついて回るものでございます。当初の費用が高ければ、メンテナンスというものも金額もそれなりの費用がかかると思います。私がぱっと気がついたところで、一例を挙げますと、前山公園の夜間照明、ナイター設備でございますが、たしか私どもがまだ20歳そこそこのときでなかったかと思います。ふるさと創生1億円でたしか設置されたように記憶をしております。この設備もかなりの年数がたち、そろそろ大がかりなメンテナンスが必要じゃないかとは思います。今の例は本当に一例でございますが、ほかにもまあまあそこそこの年数がいったところ、またいろんな施設があるかとは思います。 そして、それで建設課長にお伺いをしたいと思います。 ほかにもそのような物件があれば、気になる物件、建設課担当の物件でなくても、課長も前は教育委員会でもおられました。いろいろつかんでおる施設、設備もあるかと思いますので、そのような物件があればちょっと例を挙げて教えてほしいなあと思うわけでございます。よろしくお願いをいたします。 ○議長(川端義明君) 東内建設課長。 ◎建設課長(東内徹君) お答えをいたします。 建設課といたしましては、来年15周年を迎えることから、四銀いしいドームの長寿命化についての検討も将来的に必要となってくるのではないかと考えております。以上です。 ○議長(川端義明君) 平野忠義君。 ◆2番(平野忠義君) ありがとうございます。なるほど、四銀いしいドームも15年がたって、メンテナンスにお金がかかるような時期になったのかなあと思います。 そこで提案なのでございますが、ほかにもまだまだあるような気がいたしますが、修繕費用というものがどの施設にもかかってきます。それを大きな金額がかかりそうな分については、基金みたいなもので積み立てていくというのはいかがかなあと。一括しては、どうしても対応できない金額という施設も多々あるかと思います。そういったシステムを導入すべきではないのかなあと思うのでありますが、その件につきまして建設課長にもう一度ご答弁をお願いを申し上げます。 ○議長(川端義明君) 東内建設課長。 ◎建設課長(東内徹君) お答えをいたします。 現在の施設や設備について、長寿命化を図るには将来的に予算の確保が必要となってきます。長寿命化修繕計画を策定するなどをし、まずは国費の補助を活用できないか検討を行い、対応ができなければ議員ご提案の基金についても検討が必要となってくるのではないかと考えております。以上です。 ○議長(川端義明君) 平野忠義君。 ◆2番(平野忠義君) ありがとうございます。ぜひとも、後の後世に負担をできるだけ少なくするような方法をとっていただきたいなあと、このようなことを切にお願いをしておきます。 それと、個人的な意見ではございますが、今あるのは本当に必要な設備ばかりであるとは思いますが、私の考える中でも、極論ではありますが、断腸の思いで思い切って設備の集約であるとか、またよく地元の方とも相談もしながら撤去、そういうことも考えていくのも選択肢の一つではないかなあと思います。どうかひとつ、先を見た後世に負債を残さないような考え方、そしてメンテナンスをよろしくお願いをしておきまして、最後の質問に入りたいと思います。 最後は、その他ということでございますが、主に私せんだっての議会での質問で問わさせていただきました、広報も兼ねてということで問わさせていただきましたが、こいのぼりの寄附募集、それをお聞きいたしました。そして、あれからこいのぼりの募集、要らないこいのぼりを持ってきてくださいというふうなことで、町民の方にお声がけをしたと思います。また、来春OKいしいパークがオープン15周年を迎えることに合わせて、子供の成長と家族の息災を願う伝統行事であるこいのぼりを市街地で復活させたいということをお聞きしたように思います。あれから三月が経過しようとしておりますが、この事業の現在の進捗状況について、総合政策課課長のご答弁をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(川端義明君) 田中総合政策課長。 ◎総合政策課長(田中達也君) お答えいたします。 このたび、石井町こいのぼりプロジェクトという形で銘打ちまして、こいのぼりをご寄附お願いいたしました。町内外より、11月末現在でございますが、114名の方から約500尾のご寄附をいただくことができております。こいのぼりを寄附いただきました方々に対しましては、この場をおかりして心よりお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。 それで、集めたこいのぼりにつきましてでございますが、先ほど議員さんのほうからもありましたように、来春オープン15周年を迎えるOKいしいパーク、また四銀いしいドーム周辺にて大空に泳がせて、町内外からの人の流れを呼び込み、石井町をPRできるよいイベントにできるよう、建設課をはじめ、関係部署と検討して進めてまいります。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 平野忠義君。 ◆2番(平野忠義君) この件につきましては、一緒に言ったらよかったのですが、町長にも同じことをちょっとこいのぼりについてお伺いをしたいと思いますけれども、よろしいですか。 ○議長(川端義明君) 小林町長。 ◎町長(小林智仁君) こいのぼりについてということでご質問いただきました。 こいのぼりにつきましては、本当に徳島新聞さんのご協力であるとか、あるいはケーブルテレビさん、それからいろいろな広報媒体を使って広報いたしましたところ、本当にびっくりするぐらい多く寄附をいただきまして、来年飯尾川公園15周年に合わせて、何らかの泳がせていけたらなあというふうに思っております。 こいのぼりを見る機会というのが最近は本当に少なくなってきて、特に市街地では余り大きなこいのぼりを見る機会は少ないんですけれども、やはり昔からある伝統行事、そしてまた子供が無病息災で育つようにというふうな意味合いも含めて、そのこいのぼりをまた公園で遊んで藤の花を見る時期ぐらいにこいのぼりも泳がすことができたら、いろいろと家族で足を運んでくれる機会になるのではないかなというふうに考えているところでございます。 もし、お時間よろしかったら、少しセンターのことについてしゃべらせていただきたいなあと思うんですけれど、大丈夫でしょうか。給食センターについては、本当に先ほど副町長も答弁をさせていただきましたように、非常に人員について少し窮屈なときがございました。その間、先ほど平野議員さんからもお叱りを受けたんですけれども、所長が調理に入ったり、あるいは配送を手伝ったりというふうなことで、給食センター一丸となりまして子供たちの給食の提供に支障がないように努めてきたところでございます。そうしたことを含めまして、先ほど思い切った賃金をというふうなお話もいただきましたが、実はこの11月1日から、先ほど副町長が答弁しましたように、8,000円に上げておりますが、その上げる際におきましては、いろいろと教育委員会、総務課、副町長ともどもみんなで協議をいたしました。確かに、人員が足りないんだから、金額を大幅に上げてでも募集をしたほうがいい、特に担当課から強い要望もあったんですけれども、しかしながら、保育士さんであるとか、幼稚園の教諭であるとか、あるいは保健師であるとか、それぞれ国家資格を持った臨時さんの中でも賃金のバランス等々もありまして、かといって子供たちの給食業務に支障が出てはいけないので、今現在とりあえず8,000円で様子を見させていただきたいというので、とりあえず少しの上昇に抑えました。しかしながら、先ほど来ご質問の中でも心配をいただいておりますように、給食センターを今後新しく建設することに合わせて検討しなければならないなあと思っていたことなんですけれども、それも前倒しに調理・洗浄業務については民間委託の方向性も研究検討していかなければならないなというふうに感じております。先ほど、副町長の答弁の中でもありましたように、給食というのはもう残業してすることができません。どうしてもマンパワーが必要になってくる業務でございまして、ましてや子供たちの体の発達、食育等々、非常に大事な業務であるというふうに思っておりまして、これを問題を起こすことなく子供たちに提供できるように、どのようにしていけばいいのかというのを期間が限られておりますけれども、しっかりと研究をして、また議員の方々のご協力もいただいたり、またご提言もいただいたりしていきながら、お互いに切磋琢磨というか、ご意見をいただきながら、給食のより安全・安心、そしてかつおいしくスムーズに提供できるような体制の構築に向けて全力で取り組んでいきたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 平野忠義君。 ◆2番(平野忠義君) ありがとうございます。給食センターについても、町長のほうからご答弁をいただきまして、我々はもうそれを信じ、またお願いし祈るというふうなことで協力もしていきたいなと思っております。 こいのぼりの件につきましては、町長おっしゃいましたとおり、徳島新聞、NHKのニュース等でも取り上げられまして、町内外の人々の関心が集まった数で高さがうかがえるというふうに思います。人々の流れを呼び込みまして、地域がにぎわいを創出し、石井町の名をよりPRすることができる非常にいい取り組みであると思っております。また、来春のイベントは、ぜひ成功させていただきたいと、このように思っております。 イベント開催に当たってのことなんですが、十分なコマーシャル、周知徹底、広報を行っていただくということは言うまでもございませんが、こいのぼりの趣旨であります子供たちの健やかな成長と家族の息災を願うものであります。くれぐれも事故やけががないように、設置等についても広範囲、また川を挟むというふうな危険も出てこようかとも思いますが、そういうふうな安全性の配慮も怠ることがないようにお願いをいたしまして、このこいのぼりの本件の質問はここで終わりとさせていただきます。 これで、私の今回の一般質問を終了とさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(川端義明君) 小休します。            午後1時43分 休憩            午後1時59分 再開 ○議長(川端義明君) 再開します。3番青木雅文君。 ◆3番(青木雅文君) 議長のお許しを得ましたので、ただいまから一般質問をさせていただきます。 本年度、5月の中旬ごろ、県内自治体職員の残業が19市町村で増加という記事が徳島新聞に掲載されました。理由としては、財政のスリム化に向けて、職員削減が進む中、業務が多様化し、職員一人一人の負担が重くなっているためと分析されています。 そこで、2点質問します。 1点目は、新聞でも過去5年間の職員1人当たりの年平均残業時間は掲載されていましたが、どのように推移しているのでしょうか。 2点目は、残業時間は各課によって多い少ないなどの偏りがあるのでしょうか、お尋ねいたします。 ○議長(川端義明君) 木下総務課長。 ◎総務課長(木下貴雄君) 過去5年間の残業時間でございますが、私のほうからは総残業時間でご説明したいと思います。 平成24年度、1万613時間、平成25年度、1万913時間、平成26年度、1万4,983時間、平成27年度、1万5,209時間、平成28年度、1万6,813時間。 あと、各課に偏りがあるのかというところでございますが、残業の多い課といたしまして、税務課、これはもう税の申告の準備から申告の受け付け、また賦課作業までの期間、この期間についてはちょっと残業が増えておりますし、また住民課におきましては、各選挙が行われた年、また近年ではマイナンバーカードの交付事務について、事務の複雑化等々で残業時間も多くなっておりますし、社会教育課におきましては、開催イベントの多さで残業時間が増えているところでございます。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 青木雅文君。 ◆3番(青木雅文君) 残業の増加に伴い、残業代の支給額も増える傾向にあると掲載されていましたが、現状についてお尋ねいたします。 ○議長(川端義明君) 木下総務課長。 ◎総務課長(木下貴雄君) 時間外勤務手当の推移でございますが、平成24年度、1人当たりの手当額の年額ですが、11万1,268円、平成25年度、9万4,227円、平成26年度、16万1,158円、平成27年度、15万1,696円、平成28年度、16万760円でございます。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 青木雅文君。 ◆3番(青木雅文君) 新聞に掲載された本町の状況ですが、1人当たりの残業代は2010年度が13万4,000円、2014年度が16万1,000円と20.1%増加していますが、他の市町村と比べると、低く抑えられています。しかし、国から市町村への事務移管が進み、地方創生の戦略に伴う新事業に取り組んだりしなければならず、職員の負担は増えています。今後も、職員を取り巻く労務環境は厳しくなると思いますが、改善に向けてどう取り組むのかを再度お尋ねいたします。 ○議長(川端義明君) 木下総務課長。 ◎総務課長(木下貴雄君) 時間外縮減に向けての取り組みというところでございますが、さきの役場内町政審議会におきまして、各管理職に時間外勤務の縮減及び労働時間の適正な把握についてという通知文書を配付したところでございます。内容といたしまして、時間外勤務の縮減は、職業生活と家庭生活との調和を図り、職員の健康の維持増進の観点から重要でありますので、管理職員の意識啓発等による適切な勤務時間管理の徹底、業務の徹底した見直し等に取り組んでもらいたいという文書を配付いたしました。また、時間外勤務が多い課や職員、時期等について、その要因を的確に把握し、重点的に縮減方策を講じることが重要であるということでございます。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 青木雅文君。 ◆3番(青木雅文君) 今後も勤めやすい快適な職場になるよう、総務課長、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。 続いて、四国大学との連携についてお尋ねいたします。 最近の大学を取り巻く現状ですが、少子化の影響で大学の運営も厳しい状況を迎えています。今から27年前の1990年前後には18歳人口が200万人だったのが、今は半分の100万人を切ろうとしています。大学進学率ですが、1948年ごろは25%だったのですが、最近は50%ぐらいに上昇しましたが、来年度から減少に転じます。定員に満たない私立大学が4割以上あり、今後ますます増える傾向にあります。2018年問題を来年に控え、各大学も新しい学部を新設するなど、特色ある教育課程を編成し、生き残れるようしのぎを削っています。四国大学も石井町と連携を図り、独自の取り組みを進めています。議会でも何度か話題になりましたが、改めて締結された包括的連携協定の中身についての説明を総合政策課長にお尋ねいたします。 ○議長(川端義明君) 田中総合政策課長。 ◎総合政策課長(田中達也君) お答えいたします。 今年1月18日に締結をいたしました石井町と四国大学との包括的連携協定の中身でございますが、現在まちづくり、教育、子育ての3分野における石井町の課題解決を中心に大学の有する知識、また人的資源の協力を得ながら、事業を企画し、進めているところでございます。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 青木雅文君。 ◆3番(青木雅文君) 私も、この件の内容について詳しく知るために、四国大学に出向き、話を聞かせていただきました。まず、新聞では当初はまちづくり科目が創設されるとされていましたが、科目という領域を求めず、多様な活動をすることで単位を認めるということでした。新設するのは、地域貢献、ボランティア活動です。四国大学は、今までにもボランティア活動が盛んで、行きたい人がいれば奨励してきました。しかし、単位としては認めていません。本年度からは、自由科目として受講すれば選択単位として大学が認めてくれます。本年度から、全学年の方々がこの領域を選ぶことができました。四国大学の本年度の入学案内というのをいただいてきました。今年の分の定員しか記載されていませんが、4年生の大学生が2,166名、短期大学生が349名、合わせて2,515名の方々の中から、何人の方が本年度受講しているのでしょうか。実績と内容について、総合政策課長にお尋ねします。 ○議長(川端義明君) 田中総合政策課長。 ◎総合政策課長(田中達也君) お答えいたします。 今、議員ご指摘の件でございますが、地域貢献、ボランティアという形の分については、包括的連携の中身ではございません。石井町だけではなく、四国大学が県下全域で取り組んでいる状況でございますので、数値等々、人数によりましては、私のほうでは把握してないところでございます。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 青木雅文君。 ◆3番(青木雅文君) 県下全域で行っているので、人数は把握してないということですが、石井町だけの受講人数をまたちょっと後で答弁お願いいたします。 次に、来年度に向けて、石井町としては多くの方々に受講していただくようにPRしなければなりません。学生に対して、どのように広報をするのでしょうか。また、必要経費である交通費の支給なども支給するということだったので、本年度支給する経費の予定額は幾らぐらいになるのでしょうか。総合政策課長にお尋ねいたします。 ○議長(川端義明君) 田中総合政策課長。 ◎総合政策課長(田中達也君) お答えいたします。 広報活動という形でございますが、四国大学さん及び石井町との間で連携協定を結んでおります。この中で、協議いたしながら、どういうふうな活動をやっていくか、どういうふうな取り組みをやっていくのかという形を考えながら、広報等々でもご紹介はしていきたいと思っております。 それと、旅費の件でございますが、今のところ、各分野分野で分かれております。私のほうで把握しているところでございますが、基本的に1日520円という、四国大学さんの勝瑞から石井駅の往復のJR旅費が1日の旅費ということで、520円という形で計算をして、各担当担当で予算計上をされていると思われます。 また、一つだけわかっているのが学校支援活動という形で、予算額につきましては6万円、現在のところ、2万1,840円の支払いを行っているという形で、また子育て、まちづくり等につきましては、今のところ特定の支出はしていないという形になっております。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 青木雅文君。 ◆3番(青木雅文君) 8月5日に開催された納涼夏祭りの運営に大勢の四国大学生がかかわってくれたとの報道もありました。報道によると、4人が実行委員を務め、計80名が参加してくれたとありました。このような大勢を巻き込んでのイベントは、苦労があったと思います。9月議会でも、担当課長から説明いただいたのですが、改めて3点ほどお尋ねします。 1点目ですが、どのような経過を経て成功することができたのか。 2点目は、具体的に学生はどんな活動をしたのか。 3点目は、参加した学生に対して、必要経費を支給したのか。産業経済課長にお尋ねいたします。 ○議長(川端義明君) 鎌田産業経済課長。 ◎産業経済課長(鎌田克己君) 青木議員の質問にお答えいたします。 たしか、9月議会に平野議員のほうから、こういった内容の質問をいただいております。そのときに答弁させていただいた答弁と重複する点があろうかと思いますけれども、ご了承願いたいと思っております。 まず、本年でございますけれども、石井町と四国大学とが業務連携協定を締結したことに伴いまして、町といたしましては、毎年恒例による夏祭りについても、青年団が主催となった現状から、四国大学と連携して若い力を活用したいという強い思いがございました。また、四国大学側とすれば、学生の活動の発表の場の創出につながり、大学が新たに定める科目の地域貢献活動の実績にもつながります。以上のようなことを目的として連携をする運びとまずもってなりました。具体的な連携の方法でございますが、まず夏祭りの運営委員会、夏祭りを担っていただく実行委員会に参加していただける学生さんを大学側から募集していただき、集まった学生さんとともに実行委員会の中で内容を煮詰めていき、さらに詳細についてでございますけれども、個別に大学を訪問いたしまして協議をさせていただきました。そこで、模擬店等の出店であるとか、運営ボランティア、またステージパフォーマンスなど大学がこういうことをやってみたいということを提携し、連携を図り、たび重ねることを数回実行委員会に参加していただき、積み上げた成果及び熱意が結果として今回このような夏祭りの成功になったと、そのように考えられます。 2点目の学生さんの重立ってな具体的な活動の内容でございますけれども、まず運営ボランティアさんでございます。5日が夏祭りでございましたので、翌日の6日の清掃も含む運営ボランティアさん、そしてステージパフォーマンスとして沖縄の伝統演芸でありますエイサーに15名、それとコスプレ部によるダンス13名、軽音学部のバンド演奏13名、ジャグリング部によるパフォーマンスが20名、そして運営ボランティアスタッフ17名の総勢84名の学生さんに連携事業に携わっていただいております。なお、夏祭りのポスターのデザインについても、生活科学科のデザインコースの学生さんにデザインしていただいております。 最後の3点目でございますけれども、旅費はどうなってるのかというふうなことでございます。学生さんの旅費でございますけれども、夏祭り実行委員会の運営委員会の運営費の中から、出演者並びにボランティアスタッフなどの交通費といたしまして、7万2,447円を支出いたしております。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 青木雅文君。 ◆3番(青木雅文君) 今回の計画は、小林町長が積極的に四国大学と交渉して実現したと聞いております。教育の最終目標は、地域に貢献できる人材を育てることにあると思われますが、そういったことができる教育の場を提供した自治体の長としての見解を小林町長にお尋ねいたします。 ○議長(川端義明君) 小林町長。 ◎町長(小林智仁君) 四国大学の学生さんたちは、今本町を舞台にフィールドワークの場所として活動していただいております。先ほど、青木議員のご質問の中にありましたように、教育の最終目的というのは地域に貢献できる人材を育てることだと、まさに私も同感でありまして、しかしながら、現在非常に私も子供3人おりますけれども、今なかなか外で実際の体験としてみずからが経験するという機会というのが非常に少なくなってきているように感じております。私も先輩たちと比べると、少しその経験も少ないかもわかりませんけれども、私の子供のときでも学校が終わって帰りますと、近所の子供たちと広場で遊んだり、あるいは昆虫採集に行ったり、それから自然の中でさまざまな遊びを身につけるような、自分で考えるような遊びを行ったりと、本当に地域全体が勉強の場所としてなっておりましたけれども、現在いろいろな危険性等々の観点もありますけれども、そうした遊びというか、管理された遊びしかできないような環境になっているのじゃないかなというふうな気がしております。もちろん、机の上でやる勉強というのも非常に大事ではありますけれども、机の上では体験できないこと、経験できないこと、それをみずからがボランティア活動なり、あるいは地域のイベントに参画するなりして、みずからの体験として自分の身につけていく、こういうふうな場所を提供することができれば、本当にこれから大人になってきたときに自分たちがかかわった町がどのようになっていったのか、そして自分たちがかかわることによって、どのようなことが生まれたのか、まさにゼロから1を生み出す作業をやっていく基礎になっていくのではないかと、このように考えているところでございます。大学生という、まさに子供から大人へとなっていく前段の非常に見聞も広まる時期でございますので、その見聞が広がる時期にさまざまな体験を通じて地域のことを知っていく、そしてまた自分が仮に都会に出ていったときでも、田舎ではこういうふうなことをしていた、あるいは都会に行って戻ってきたときでも、都会ではこういうふうなことをしていたというのを田舎で取り入れていく、そういうふうな感性、主体性につながっていけばというふうに考えているところでございます。 加えて、そうした活動を通じて、自分自身がどのような役割を持ってやっていけばいいのかということを自分自身で考える場所として提供することによりまして、主権者教育にもつながっていくのではないかと、このように考えているところでございます。 いずれにいたしましても、強制して行うようなものではなく、自分自身で考えて、そしてまた自分自身の行動によってどのような結果につながっていくのか、そういうふうな一つの実験場所と言えば言葉が悪いかもわかりませんが、一つの自分自身の可能性を確かめる場所として石井町で活躍していただけると同時に、その学生さんたちの活躍を通じて本町が活性化できればなと考えているところでございます。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 青木雅文君。 ◆3番(青木雅文君) 私も教育現場の経験がありますが、今町長が自分の思いを語っていただいた、自分の思いを語るということが本当にこれが子供たちに伝わると思います。いい話を聞かせていただきました。本当にありがとうございました。 町政の概要でも、町長が触れられていましたが、12月4日付の徳島新聞には、四国大生が石井町の魅力、4K映像でPR動画と報道されていました。どのような内容のPR動画なのか、いつごろの完成予定であり、また放映等、今後の予定について産業経済課長にお尋ねいたします。 ○議長(川端義明君) 鎌田産業経済課長。 ◎産業経済課長(鎌田克己君) お答えいたします。 PR動画の撮影についてのご質問をいただいております。 このPR動画でございますけれども、10月の中旬に四国大学のメディア情報学科の学生さんと大学のほうでお話しする機会を大学側のほうで用意していただきました。その中で、35名の学生さんたち、いわゆる35名の学生さんたちが5班に分かれてプレゼンテーション、プレゼンをしていただきました。5班ともすばらしいプレゼンをしていただいた中であり、学生目線での本町を私自身改めて感じさせていただいたし、また学生さんに出会ういい機会でもあったと、そのように感じております。 今回、この班分けしております5班編成のもとに、この5班が分かれまして、石井町内の撮影を取り組むことになっております。11月3日の三社神社の勇獅子を皮切りに11月17日より、本格的に撮影を開始していたところでございまして、このコンセプトは観光であるとか、歴史であるとか、文化であるとか、特産であるというふうな多岐にわたっております。移住・定住促進に非常に比重を置いたPR動画内容であると、そのように思われます。 そして、2つ目の質問でございます。 完成予定と放映などの今後の予定についてでございますけれども、完成予定でございますけれども、今のところ、今年度末、3月31日前後、3月31日ぐらいまでには完成を目指したいと、そのように四国大学さんとお話をさせていただいております。 放映についてでございますけれども、放映場所につきましては、石井町の駅の待合室であったりとか、またホームページであったりとか、あるいはユーチューブも視野に入れて放映したいと、そのように考えております。 今後におきましては、まず今の状況におきましては、まだ前段として秋冬バージョンを年度末までに撮影していただいて、次年度によりまして、これもまた連携をしようと今のところは考えております。次年度につきましては、春夏バージョンの撮影のほうを考えております。 これも大学側との連携事業であることでございますので、大学の授業としての観点から、まず次年度については四国大学さんと協議をして、今後の予定については協議して決めていきたいと、そのように考えております。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 青木雅文君。 ◆3番(青木雅文君) 学生が夏祭りやPR動画づくりにかかわってくれることで、石井町のよさを発見し、石井町に定住してくれれば人口増につながります。魅力あふれる活動になるよう、大いに期待します。 四国大学は、地元にある名西高校とも包括連携協定を結んでいます。大学の教員が高校に教えに行ったり、芸術家の作品をホールに展示したりしています。こういった活動を通して、小学校、中学校、高等学校へと一貫した教育につながることを期待して、この件の質問を終わります。 続いて、75歳以上の高齢運転者への認知機能評価を強化した改正道路交通法が今年3月から施行され、9カ月が経過しました。1月から7月までの運転免許証の自主返納は全国で14万件を超え、死亡事故も減少するなど一定の効果も上がっています。 徳島県内でも、1月から9月で2,248人が返納し、過去最多を記録しています。背景には、社会全体の機運が高まっていること、一部の自治体では免許を返納した高齢者をサポートする環境整備も進んでいることが上げられています。本町では、サポートする方法として、シニアカー、電動アシストつき自転車、普通の自転車、電動手押し車の4項目にわたり、3割の補助で最高額3万円まで利用可能であり、本年度は試験的にこの事業を推進するとされていますが、本年度、年度途中ですが、これまでの実績や利用者の感想などを長寿社会課長にお尋ねします。 ○議長(川端義明君) 太田長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(太田勝久君) お答えいたします。 今年度、試験的に実施しました高齢者運転免許証返納サポート事業の実績についてでありますが、11月末現在で19件の申請があったところでございます。内訳といたしましては、シニアカーが5台、電動アシスト付き自転車が5台、自転車9台の計19台となっております。以上です。 ○議長(川端義明君) 青木雅文君。 ◆3番(青木雅文君) 私も藤クラブの会員であり、会合に行くたびに会員の中から、免許証を返納した方からこの制度には問題があるのではないでしょうか、車は乗れないのに、どうして自転車が乗れますかというふうな切実な声が寄せられております。その方たちは、買い物に行く手段がない、公共交通機関の運賃割引やタクシー券などの補助にしてほしい、そういう多くの人の意見が寄せられています。 そこで、他の市町村ではどのようなサポートをしているのでしょうか、長寿社会課長にお尋ねいたします。 ○議長(川端義明君) 太田長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(太田勝久君) お答えいたします。 先ほど利用した方の感想といってたんですけれども、言うのを忘れてましたので、ちょっとでも助かるというご意見はよくあったところでございます。 県内のそういう高齢者の足のサポート状況ですけれど、例えば徳島市ですと、市営バスがあるんですが、70歳以上の高齢者の方で、所得要件が市民税所得割6万円以下というのがあるんですが、70歳以上高齢者に無料乗車証を対象者に交付しております。あと、鳴門市と小松島市も同じように市バスを使って無料で乗れるように優待証を渡したりとかしております。鳴門と小松島市については、所得についての所得要件はないようであります。 また、阿波市ですけれど、ここは徳バスのような路線バスを民間業者が運営していると聞きました。それに対して補助を行っていると。これは、合併前からしておりまして、市場交通が補助金をもらっておるので、市場町だけになると思います。あと、県内のタクシーの状況でありますけれど、県の次世代交通課より、タクシーしよるところどこがあるか聞きましたので、その市町村に直接電話して聞いてみました。吉野川市、三好市、佐那河内村、神山町、那賀町の5市町村ですが、まず吉野川市ですけれど、福祉タクシー事業というのをしております。これは美郷地区に住んでおり、60歳以上かつ車両を保有していない方、または身障手帳1、2級及びA、B療育手帳の保有者、それから生活保護者、この方に美郷地区内の最寄りのバス停または病院等まで使用可能ということで、利用者は13人であると聞きました。過疎債を利用しているということです。 次に、三好市に聞いてみたんですが、ここは辺地地区等タクシー利用者助成制度というのをしているようであります。この事業の内容ですけれど、最寄りの駅、バス停まで1キロ以上ある方で65歳以上の方が対象であります。昨年度は309人が利用したと聞いておりまして、予算は1,500万円程度と聞いております。このタクシーの利用者助成制度の内容ですが、1回当たり自己負担額が半額から800円で、その差額を公費で負担しているということで、年間96回を上限としているということであります。 次に、佐那河内ですが、佐那河内のタクシーの事業は65歳以上で運転していない方、免許を返納しているか、民生委員の証明が必要な方だそうです。それから、介護保険の認定されている方、障害者手帳保有者で、どこへ行くのにも利用可能ですが、上限は3,000円のタクシー利用で、2,000円の補助が限度、それ以下は距離に応じて計算しているようです。月に3人から40人ぐらい使っているということで、予算額は170万円程度ということでした。 次に、お隣の神山町ですが、神山町の内容ですが、70歳以上で、公共交通機関の利用が困難な方など、運賃2,000円以下は半額、3,000円以下は1,000円を差し引いた額、3,001円以上は2,000円を助成しているということであります。1冊12枚つづりの助成券を1,000円で購入して、年間4冊まで購入可能ということであります。大体予算は800万円ぐらいと言うておりました。 次に、那賀町でありますが、外出支援サービス事業として、タクシーに対する補助をしております。これは、対象者は高齢者、障がい者で月4回まで半額を補助するというような事業であります。 まだ、ほかにしているところもあるかもしれませんけれど、私後で思ったんですが、牟岐町がたしか県立海部病院に行くのに1回300円のタクシーの助成をしている事業もあったかと思います。 私が調べたところで、県内の状況については以上のとおりでございます。 ○議長(川端義明君) 青木雅文君。 ◆3番(青木雅文君) 大変詳しく調べていただき、ありがとうございました。 団塊の世代の高齢化で、自主返納は今後も増えていくと見られます。返納しやすい環境づくりを一層進める必要があり、今年実施した事業を踏まえ、町民の意見を尊重し、来年度に改善に向けてどう取り組んでいくのでしょうか。小林町長にお尋ねします。 ○議長(川端義明君) 小林町長。 ◎町長(小林智仁君) 今年度、試験的に免許証返納サポート事業といたしまして、免許証を返納された方に対して、上限3万円で、先ほど青木議員の質問の中にあったように、シニアカーであるとか、電動付きアシスト自転車等々についての補助をさせていただきました。思ったより、やはり非常に申請件数が少なくて、余り町民の方々の積極的な支援にはならなかったのかなというふうなことを今感じているところでございます。しかしながら、先ほど課長が申し上げましたように、利用された方々の感想におきましては、少しでも助かるということで、そもそもなぜこういうふうな試験的に開始したのかといいますと、免許証を返納された後に、移動をせずに家の中にずっと閉じこもっていたら、やはり体も不健康になりますし、また気力も落ちてくるということで、動ける間は自分自身で動いていただくと。体の健康維持増進に努めていただいて、もし仮に介護が必要になった場合には介護タクシーを利用していただくという選択肢もあるんじゃないかというふうな中で、この制度を試験的にやらさせていただきました。この高齢者の方の移動支援につきましては、免許証を返納することに対してのサポートと、それからそもそも免許証も持っていない方も含めて、高齢者の方の移動手段の確保という2つの観点から見なければならないのではないかと考えております。この免許証返納を促す部分については、免許証を返納するのに返納した後、免許証を持っていましたよという履歴カードを持つときに、写真撮影であるとか、いろいろな経費が必要になってくるというふうな話も聞いておりますので、免許証返納サポート事業としては、そちらのほうを考えたほうがいいのではないかというふうなことを考えているところでございます。 加えて、もう一つの柱である高齢者の方の移動支援ということにつきましては、先ほど平野議員のご質問の中でも少し答弁させていただきましたけれども、徳島県の体質というか、インフラ状況について申し上げますと、やはり公共交通機関が都会とかと比べますと、まるっきり整備ができていない状況でございます。先ほど、課長が答弁をいたしましたように、今タクシーの助成等々行っているところと申しますのは、大体中山間地域でありまして、国の補助とかそういったものが手厚い地域に限定されているように感じております。石井町におきましては、中山間地域でもないですし、あるいは僻地でもないですし、国のそうした支援が使えない中で、どのような方法で高齢者の方の移動支援をすることができるのかというふうなことを、これは非常に研究をしていかなければならないというふうに思っております。この試験的に始めた高齢者運転サポート事業については、本年度限定ということでやらせていただいておりましたので、その次年度についてはどのようなサポート体制があるのか、また庁舎内でも研究検討をした上で、高齢者の方の移動手段という形についても、いろいろと庁舎内で検討して、ちょっと時間がありませんので、来年の当初に反映するということは不可能だろうと思いますけれども、どういった形で、一度やり始めてしまいますと、やはり毎年毎年移動支援についてはやっていかなければならない事業でございますので、財政的な負担等々も考慮しなければならないことだろうと思っております。ですので、財政的負担を少なく、最少の経費で最大の効果を上げるにはどのようなことをしていけばいいのかというのをいろいろな他市町村の事例等々、全国的な先進事例等々を研究をさせていただきたいと、このように考えているところでございます。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 青木雅文君。 ◆3番(青木雅文君) 徳島県だけでなく、全国の自治体の取り組みなども調べていただき、高齢者に優しいまちづくりの推進を図っていただくよう要望して、この件の質問を終わります。 石井幼稚園の遺跡発掘調査についてお尋ねします。 午前中、井上議員も質問しましたが、もう少し踏み込んで質問させていただきます。 前回の議会では、発掘をはじめ4カ月が経過した状態で質問しましたが、その後、どのくらいの土器が発見され、またいつごろのものなのでしょうか。 また、現地説明会に私も参加させていただきましたが、どのくらいの住民が参加し、感想なり反応はどうだったのか、社会教育課長にお尋ねいたします。 ○議長(川端義明君) 片岡社会教育課長。 ◎社会教育課長(片岡秀文君) 井ノ元遺跡の調査結果で、現在判明している部分について報告させていただきます。 遺跡名、井ノ元遺跡でございますけれども、調査面積は表面積が1,500平米で、延べの調査面積が6,520平米ありました。これは、4面生活面があったんですけれども、一部は5面の調査面があったためでございます。 こちらの成果なんですけれども、こちらにつきまして、近世なんですけれども、近世にはこの場所には藍商の屋敷がございました。石組み井戸やごみ穴が多数建設されております。また、屋敷位置の南は水田跡も確認されました。その下の層には、奈良時代で8世紀中ごろから後半の東西に2列の溝を持つ畦畔と、それに直交する溝で区画された水田が造成されております。これは、北に対して西に約10度ずれた位置を示しております。ここからは、かめなどの土器、あとは土師器等、これも土器です。これが出土しております。 続きまして、その下には飛鳥時代、7世紀から8世紀初等です。この時期には、ここはお墓として土地が利用されております。長方形の穴を掘ったお墓の跡が出てきております。 それと、一番下の層になるんですけれども、これが古墳時代前期でございます。4世紀前半から半ば過ぎと想定されております。こちらなんですけれども、こちらから大量の土器が出土しております。こちらの土器なんですけれども、ほぼきれいな形です。これで250個以上と推定されてますが、こちらから大量の土器が出ております。こちらが一応発掘成果になっております。 それで、現地説明会なんですけれども、11月18日の現地説明会は時折小雨が降る天候でございましたが、170名もの方が参加されております。古墳時代の土器が大量に出土するというのは県内で初めてとのことでしたので、地元の方だけでなく、町外からも多くの方が参加されております。参加された方々の反応ですけれど、石井町の文化財指導員をはじめとする担当の説明が非常に好評だったようでございます。また、参加された方は、きれいな形のまま、古墳時代の土器がたくさん出土しておりますので、これを見て古代の歴史に思いをはせているようでございました。また、石井町は古代の阿波の国の中心的位置にあったのだと改めて感心された方もいらっしゃいました。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 青木雅文君。 ◆3番(青木雅文君) かなりの予算を投入して実施し、大きな成果はあったと思います。片岡課長から、中央公民館の2階で展示するというふうな説明がありましたが、今後住民への説明責任としてどのように対応していくのか、社会教育課長にお尋ねします。 ○議長(川端義明君) 片岡社会教育課長。 ◎社会教育課長(片岡秀文君) まず、出土物でございますけれども、出土物の整理調査が済みましたら、中央公民館2階のロビーでの展示を検討したいと考えております。それで、まだ発掘調査の成果についても、やっぱり単に発掘調査だけでなく、ちゃんとした成果物、書籍としてまとめる必要があります。これをまとめまして、住民の方にも公開して発掘成果をアピールしていきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 小休します。            午後2時53分 休憩            午後3時10分 再開 ○議長(川端義明君) 再開します。青木雅文君。 ◆3番(青木雅文君) 石井町には、肥沃な土地、生活に適した気候など豊かな自然に恵まれ、多くの人々が古代より生活を営んだ痕跡が残っていることがわかる貴重な発見であり、小学校や中学校へ出かけていって、出前授業を実施するなどして、生きた歴史学習を実践してほしいものです。 石井小学校5年生、6年生、現地学習をするという説明がありましたが、他の学校にも広げるなどの検討をお願いして、この件の質問を終わります。 続いて、図書館について質問をします。 夏休みに開催された子ども議会でも中学生の生徒さんが中央公民館の図書室は資料がそろっていますが、勉強に集中できる学習施設がないとの指摘がありました。しかし、石井町には図書館がありません。県内で公立図書館を設置しているのは、18市町です。石井町を含めた他の町村は公民館や公的施設に設置した図書室などで対応しています。現在、公立図書館を設置していないのは、神山町、上勝町、佐那河内村、上板町、つるぎ町、そして石井町です。町村では、藍住に次いで多くの人口を抱える石井町に図書館がないのは学ぶ機会を阻害しているのではないかということで、建設をしてほしいという提案を議会からも何度か提案しています。しかし、財政難の理由で前向きな答弁をいただいておりません。図書館の自由に関する宣言では、図書館は基本的人権の一つとして、知る自由を持つ国民に資料と施設を提供することを最も重要な任務とするとされていますが、現在は図書室でこれらの任務を担っていると思いますが、石井町の現状について、社会教育課長にお尋ねいたします。 ○議長(川端義明君) 片岡社会教育課長。 ◎社会教育課長(片岡秀文君) 図書室の現状についてお答えいたします。 石井町の中央公民館図書室でございますけれども、床面積251.80平米です。そして、平成28年度末の蔵書数は3万2,993冊、平成28年度1年間の貸出利用人数は1万7,255人、貸出冊数が5万1,041冊であります。 書籍や資料の数に関しましては、厳選して選出し、本を購入しておりますので、特に不満はお聞きしておりません。しかし、現状の床面積、限られたスペースの中で、可能な限り本を置くようにしておりますので、本を読む閲覧場所が十分に確保することができてないというか、困難になっているのではないかということを考えております。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 青木雅文君。 ◆3番(青木雅文君) 何とか最小限の出費で図書館を整備できる方法はないかと思案をめぐらし、旅行等で他府県に行く機会があれば全国の図書館を渡り歩いていました。千葉県の旭市に行ったときですが、図書館を訪ねると、旭市民会館の中に図書館が併設されていました。これがその旭図書館、旭市民館ということで、この中に図書館を併設しています。もともと、この建物は警察署の建物を改築し、公民館を設置し、そのときに図書館を併設して運営しています。旭市は、人口約7万人、面積130.45平方メートル、石井町と比べると、人口は2.6倍、面積も4.5倍の中核都市です。しかし、図書館は市民会館の中に併設し、その面積は404平方メートルしかありません。9月号の広報いしいでも、中央公民館の図書館という表示がありましたが、図書館だと思っている町民も多いのではないでしょうか。昨年のまちいち集会では、図書室の本が汚れているなどの意見も出されています。 そこで、現在の図書室に自習室を設けるなどして、使いやすくきれいにリフォームして、中央図書館と名前を変えて公民館と併設して運営してはどうでしょうか。こういった発想の転換をしないと、必要な財源は確保できなくなります。石井町が平成29年3月に作成した公共施設総合管理計画では、中央公民館は建築後30年を経過しているため、大規模改修を検討する、また館内の図書室については図書館への移行を検討するとされています。 そこで、図書館への移行に向けて、どのような構想を持っているのか、社会教育課長にお尋ねします。 ○議長(川端義明君) 片岡社会教育課長。 ◎社会教育課長(片岡秀文君) 図書館の整備に向けてということでございますけれども、現状の施設のまま図書館法に定める図書館に移行することは、条例等を制定すれば可能ではないかと考えております。その場合は、今は中央公民館館長がいて、図書室があるという管理方法をとっておりますけれども、館長そして司書は置かなければならないようになると思います。そしてまた、自習室の増設等もしなければならないと考えております。しかし、町民の皆様のご意向というのは、恐らくもっと充実した図書館となるような施設を望まれているのでないかと考えております。 参考として、私も他の県の例をちょっと調べてみたんですけれども、佐賀県の基山町というところがございます。ここは、人口約1万7,000人で、石井町より人口は少ない町です。ここは、平成28年に図書館が開設されたんですけれども、鉄骨づくりの2階建てで1,185平米、蔵書数が約11万冊で、これに要する建設費が約5億5,000万円とお聞きしております。これが恐らく標準的な図書館の規模になりますので、石井町にこのような図書館を建設する場合には、同等以上の建設費が必要だろうと考えております。また、用地についても必要だろうと考えております。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 青木雅文君。 ◆3番(青木雅文君) 旭市図書館の職員に、千葉県ではこのように公民館を併設して図書館を運営しているところはあるのでしょうかと尋ねると、何カ所があるということだったので、お隣の匝瑳市を訪れました。匝瑳市なんですけれど、これも図書館と公民館が併設されています。これが匝瑳市もちゃんと併設された建物です。匝瑳市は、人口3万5,000人ぐらいの小さな市ですが、八日市場図書館と公民館が併設されています。歴史は古く、大正14年から図書館と公民館が併設されていて、建物が古くなったので平成11年に建てかえ、現在に至っています。全国では、公民館と図書館を併設して運営している自治体が数多くあります。しかし、公民館や図書館は国が設置基準を定めています。現在、石井町では中央公民館の中に図書室を設け、学ぶ場を提供していますが、それを図書館に変更することは可能なのか、加計学園、森友学園問題で揺れる文部科学省を訪ね、見解を伺いました。もういきなりアポをとらずに行くと、担当者はアポをとってから来てください、お会いすることはできませんというふうに言われました。多額の交通費を出費して東京まで行ったものですから、そこで引き下がることはできません。一番偉い責任者の方と話をさせてくださいということで、責任者の方が電話に出られました。おかしいんじゃないですかと、国の政策として東京一極集中を是正するために地方創生を打ち出しているのに、小さな一自治体の議員が来たら、丁寧に対応するのがこれが国の方針と合うのではないかというふうな趣旨の話をしますと、早速、わかりました、担当者をよこしますということで、玄関に担当者の方がすぐ来てくれました。名刺もいただきましたけれども、文部科学省生涯学習政策局社会教育課運営支援係ということで、2名の方がすぐ来てくれました。そこで、話を聞きました。担当の話を集約すると、文部科学省の考え方は、社会教育施設の老朽化、厳しい財政状況等による社会教育を取り巻く環境が変化する中、施設管理者である地方公共団体は将来の整備需要を踏まえ、社会教育の複合化、集約化を検討してくださいとのことで、法制度的には何の問題もないですよとの答えでした。ただし、設置の望ましい基準としては、障がい者用のスロープを設けること、館長を置くこと、図書館条例をつくることなどが上げられましたが、こんなのはやる気があればすぐに克服できます。 現在使っている中央公民館ですが、1階には客席664席で、収容人員が830名の大きなホールがあります。図書室の面積も251.8平方メートル、先ほど紹介した旭市、人口7万人の約2倍面積があります。2階には、展示ロビーや実習室、会議室も完備していて、立派な施設も考えられます。位置も町の中心にあり、駅に近く、最小限の駐車場も確保されています。財源が幾らでもあれば、新たな場所で図書館を建設することも可能ですが、今後、ますます財政状況が厳しくなる中、少ない予算で図書室を図書館に変更するか、大規模改修にあわせて図書室を図書館として活用することがベストのように思います。 そこで、小林町長に図書館整備に向けてのご所見をお伺いいたします。 ○議長(川端義明君) 小林町長。 ◎町長(小林智仁君) 青木議員から図書館についてのご質問をいただきました。 文科省の話が少し強力で、そのイメージが非常に強いんですけれど、文科省は私も何度も足を運んで要望、陳情等を行っております。実は、図書館法に定める図書館、図書室から図書館に移行するということについては、実はこれ昔は法の規定、面積であるとか、蔵書数であるとか、そういった規定があったんですけれども、その法律がなくなりまして、今の石井町の現状でも図書館に移行するということは可能になっております。以前、この庁舎ができる前の旧庁舎のときに、実は今の図書室を図書館にしようかというふうな議論がなされたというふうに私記憶しておりますけれども、そのときなぜ図書館にしなかったのかといいますと、やはり今の現状のまま図書館にすることで、メリットというのは余りないんじゃないかというふうなことがたしか議論に上がったと思います。図書館にすれば、よその図書館から本を借りたり、貸し借りができるというふうなこともあるんですけれども、町民の方が望んでいるのは、恐らく今の名前にこだわってるのじゃなくして、充実した図書を読める場所、あるいはそういう勉強ができるような場所というのを整備してほしいという要望になっているんではないかというふうに考えております。知る自由、それから知る権利等々につきましては、先ほど井上議員のときの火葬場のときに答弁をさせていただきました定住自立圏構想の中で、徳島市とそれから北島町の図書館のほうを借りられるようになっております。今の中央公民館の図書室が床面積251.8平方メートルということで、改修をするにしても、あの広さから広さを増やすということは少し箱がありますので、その箱から飛び出すということはできませんので、非常に面積を増やすということについては難しいのではないかと思っております。その蔵書数もある程度確保して、それこそ住民の方々の知る権利、知る自由に、要望にお応えするためにできる限り選書をして、必要な書籍を集めて開館しておる状況でございますので、蔵書数を減らすこともできないのかなあと。 自習室につきましても、やはり今現在、スペースが限られておりますので、図書に借りに来られた方を優先的に使っていただくと、自習室については、社会福祉協議会の2階であるとか、あるいは今回は中央公民館の2階を使っていただくとか、いろいろと案を打ち出してはおりますけれども、図書室の中で勉強することについては、そのスペース上、難しいのではないかと考えているところでございます。 先ほど、議員からご提案がありました大規模改修、これも近い将来、行わなければならないと思っておりますけれども、大規模改修にあわせて図書室をスペースを広げて、より利用しやすいように、そしてまたより図書を充実させられるような施設になればいいかと思いますけれども、するとすれば増築をしなければならないのかなと。事務室もある程度必要ですし、2階の会議室につきましては、いろいろなイベントとか会議等々で使用しておりますので、2階の会議室を潰すこともできないというふうに思っております。もちろん、客席のホールについては、いろいろと文化発信の拠点あるいは町民の方々の会合の拠点として一つは必要な施設だろうと思っておりますので、増築をするについては、いかんせん建物自体が昭和60年前後の建物だったと思いますけれども、建てられてから30年以上経過をして、そこに増設をしていくという考えは少し駐車場の関係等々、敷地の関係も出てきますので、非常に難しいのかなあというふうに思っております。しかしながら、全体的な複合的な施設というふうなお話を今いただきましたけれども、全体的な視野を見ていく中で、今後図書館も非常に重要な施設であるということの認識は非常に強く思っておりますし、私自身、本が非常に好きで、今でも1カ月に最低3冊か4冊の本は読んではおりますけれども、やはり子供のときから親に読み聞かせを行ってもらったりだとか、あるいは自分自身で本を読むことによって、自分の中で持ってる語彙数が、言葉の数が増えることによって、より創造力も豊かになるし、あるいは住民の方々に対する説明もわかりやすく丁寧に説明できるようになるというふうなこともありますし、また心の栄養にもなるということで、読書の大切さというのは非常に重要認識しております。全体を見ていきますと、今幼・保関連の施設であるとか、あるいは保健センターも非常に老朽化もしてきておりますし、先ほどこの議場でも議論になりました給食センターの建てかえ等々、非常に今まで先輩方がやってきていただいた恩恵のおかげで、今現在インフラ整備が整っているものがちょうど全て更新時期に差しかかってきておりまして、それら全体を総合的に見ていって集約化していけるところがあれば集約化していく中で、今現在使えるような建物があればリフォームをして図書館に使うことができればなあというふうに考えております。ただ、今まだその大規模改修についての設計とかそういうことについて、具体的に踏み込んだものはしておりませんので、もし今後近い将来、中央公民館の大規模改修のときに、いろいろな設計士の方と打ち合わせをしていく中で、図書室のスペースを広げるような手法とか、そういうふうなことがありましたら、また青木議員のご提案のありましたように、少し広げて住民の方により利用しやすいような図書室から図書館へなるようなことも検討事項として含めさせていただきたいと、このように考えているところでございます。私自身も非常に図書館を建設したい気持ちは本当にやまやまなんですけれども、いかんせん、いろいろと先にやっておかなければならない事業等々がたくさんございまして、何とか今定住自立圏構想の中で図書館の相互利用という形で住民の方々に少しご不便をおかけはしておりますけれども、体制も少しは整えられておると思いますので、この制度も拡充もしていきながら、より充実したものになっていけるように努力していきたいと思っております。以上でございます。
    ○議長(川端義明君) 青木雅文君。 ◆3番(青木雅文君) 前向きな答弁、ありがとうございました。 図書館は、まちづくりに貢献するものです。まちづくりはよき人をつくること、図書館はまさにそのために最も効果的、具体的な施設ということができます。図書館がまちづくりにつながるということを念頭に置いて、前向きに対応していただくよう要望して、私の質問を終わります。理事者の方々、真摯に対応いただき、ありがとうございました。 ○議長(川端義明君) 1番谷雅史君。 ◆1番(谷雅史君) ただいま議長よりご指名いただきました谷でございます。 これより通告に従いまして順次一般質問をさせていただきます。 まずは、学童保育についてお聞きいたします。 11月下旬の新聞記事によりますと、放課後児童クラブ、石井町においては学童保育という呼ばれ方がなじみがあると思われますが、この学童保育の待機児童が2015年4月1日時点では石井町ではゼロ、徳島県全体でも8名であったのが2017年4月1日におきましては、県内では78名、石井町においては18名というふうに掲載されておりました。この新聞記事の表を見ますと、2年間で県内の学童保育の利用者数が6,230名から7,354名と1,000人以上増加しているということであります。教室の定員自体も789名分増えておりますが、利用者数の増加のスピードに追いついていないというのが現状ではないかと感じておるところでございます。 これは、子供たちの絶対数は少なくなってきておりますが、核家族の家庭の比率の増加、女性の、特に小さなお子さんをお持ちのお母さんたちの就業率の増加、そして国の指針の変更により、放課後児童クラブの対象児童がおおむね10歳未満とされていたのが拡大され、6年生までとなったことなど、さまざまな要因が重なっていることが想像できるところでございます。 厚生労働省の発表におきましても、平成10年には全国での利用者数が約30万人であったのが平成27年にはその3倍を超える102万人という数になっているようであります。今後も、利用希望者が増えることが予想される学童保育でありますが、以前は石井、高川原、藍畑、高原、浦庄、5地区各小学校ごとにそれぞれの学校の保護者が運営という形をとっておりましたが、数年前に石井、高川原、浦庄の3地区が統一の運営となり、今年の4月からは5地区の施設が統一され、運営は社会福祉協議会に移ったということであります。運営の形態が変わってから、まだ1年目であり、来年度に向けての課題等も出てきているのではないかと思いますが、高原地区におきましては、数年前より教室が足りないということで、保護者の方も、そして学校側も大変苦労されているとお聞きしておりましたが、このたび専用の施設の建設が前向きに進んでいるようでございます。非常に喜ばしいことだと感じておるところでございます。 この学童保育についてでございますが、まずは最初に申し上げました待機児童についてでございます。 4月1日時点での待機児童は18名ということでありますが、その後現在に至るまで、その間に数の変動あったのか。夏休み等は利用希望者も増えるのではないかというふうに思いますが、その辺も含めてお聞きいたします。 ○議長(川端義明君) 桃井子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(桃井淳君) お答えをいたします。 学童保育におきまして、待機児童が発生したということの要因でございますが、石井地区におきまして、5、6年生のご利用をご辞退いただいたというのがその要因でございますが、現在も4年生以下の保育におきまして、若干の定員を超える形で保育を行ってる状況でありますので、待機児童数の減少には至っていないところであります。 ただし、石井地区につきまして、夏休みの利用につきましては、昨年度までは施設の都合等もありましてできていなかったんですが、今年につきまして、待機児童も発生したということで、石井小学校で余裕教室を1つ、ふだんは児童会に使われてる部屋なんですが、そこを無理を言って夏休み使わせていただきまして、一旦待機児童となった方のうち、一部希望される方につきましては、夏休みにおいて学童保育をご利用いただけた状況にあります。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 谷雅史君。 ◆1番(谷雅史君) ありがとうございます。石井地区においては、例年にはない柔軟な対応をしていただけたようであります。 次に、これは9日の土曜日の新聞に、先ほど井上議員もおっしゃっておりましたが、小1の壁をなくす努力をという見出しの記事が掲載されておりました。学童保育は、延長保育のある保育所に比べて、終わりの時間が早い場合が多い。その上、労働現場は子供が小学校に入学した後も短時間勤務ができる事業所は少ないということで、保育園時代よりも子育て環境が悪くなっていることが多いということであり、これが小1の壁と言われている状況であり、越えられない高い壁として立ちはだかり、仕事の継続を阻んでいるということもあるというふうな記事が載っておりました。 そこで、お聞きいたします。 石井町における学童の待機児童に小学校の1年生は何人いるのか、何年生の子供たちが待機児童になっているのか、お聞きいたします。 ○議長(川端義明君) 桃井子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(桃井淳君) お答えをいたします。 1年生の待機児童ということでございますけれども、1年生につきましては、石井町全体で今87名のご利用をいただいておるところでございますが、今のところ、1年生においては待機児童というのは発生をしていない状態でございます。 なお、待機児童に今なっているのは、先ほどから申してますとおり、5年生、6年生という状況でございます。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 谷雅史君。 ◆1番(谷雅史君) ありがとうございます。石井町においては、1年生の希望者は全員入所できておるということでございます。 徳島県全体の平均といたしましての終了の時間が早いということには、石井町は当てはまっていないというふうに思います。したがって、待機児童の原因というのが開所時間の関係ではなく、施設の広さ等が原因というふうに感じました。 次に、先ほどは保育の終了時間が早い場合が多いというふうな話をさせていただきましたが、今度は開始時間であります。ふだんの平日なら、子供を朝7時半ぐらいに家から送り出して自分は出勤、8時から仕事という方も多いのではないかと思うところでありますが、これが夏休みや冬休みになると、学童の保育開始時間は8時からということであります。8時に子供を学童施設に連れていき預けて、それから職場に向かうということになると想像するところでございます。この朝の30分という時間は、利用者にとって大きな違いになるのではないかなと考えるところでございますが、5カ所の学童保育、統一してからのことで構いませんので、夏休みや土曜日等の保育開始時間について、今まで保護者から要望等はなかったのか、お聞きいたします。 ○議長(川端義明君) 桃井子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(桃井淳君) お答えをいたします。 夏休みでありますとか、土曜日の保育開始時間を早めることにつきまして、保護者の方から直接役場のほうへのご相談というのは今のところない状態でありますが、ある地区におきまして、支援員の方に保護者が相談をされたという報告を受けておるところでございます。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 谷雅史君。 ◆1番(谷雅史君) 役場に直接はそういう要望はなかったが、先生のところにはそういう相談があったということであります。そういった要望に対して、来年もしくは再来年の夏休み等に向けて、前向きに検討していただきたいというふうに思うところでありますが、そのことについてお聞きいたします。 ○議長(川端義明君) 桃井子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(桃井淳君) お答えをいたします。 夏休み等の学校の長期休養期間でございますけれども、現実的に午前8時から午後7時までの11時間保育を行ってるところでありまして、限られた人数によりまして支援員がシフトを組みまして対応しておる状況でございます。学童保育の運営基準によりまして、常時2名の以上の支援員を配置するというのが条件でございますので、仮に保育の開始時刻を早めるとなりますと、常時2名が出勤時刻を早めるというような対応が必要となってまいります。シフトの見直しと人員の確保が課題となってくるわけでございますけれども、努力はしておるんですが、支援員を増員するために募集をかけてもなかなか手を挙げてくれる方が見つからないような状況にもございます。仮に30分保育時間を早める場合でございますけれども、地区によってクラブ数が違いますので、1クラブのところ、2クラブのところありますので、支援員の人数配置が違うんですけれども、特に人数が少ない地区におきましては、例えば連日のように勤務時間外の対応ということも発生し得るということでございます。したがいまして、夏休み等の長期休業期間中の保育開始時刻を早めることにつきましては、各地区ごとの支援員の配置等、またシフトの状況等を見まして、実施できるかどうか今後検討してまいりたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 谷雅史君。 ◆1番(谷雅史君) ありがとうございます。 保育には、2名以上の支援員が必要であり、シフトの見直しや人員の確保が必要であるということは理解いたしましたが、ぜひとも前向きに今後検討していただきたいというふうに思います。 次に、先日、来年度に向けてのアンケートを実施したというお話をお聞きしております。このアンケートの結果で、来年度のある程度の利用希望者の数が把握できているのではないかというふうに思いますが、その予想人数についてお聞きいたします。 ○議長(川端義明君) 桃井子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(桃井淳君) お答えをいたします。 10月に実施いたしましたアンケートの結果でございますけれども、地区ごとにご報告させていただきます。利用希望につきましては、1年間通して利用されたい方と夏休み等の学校が休みの期間だけ使い方と2通りあるんですが、ほとんどは1年間利用されたい方でございますけれども、その両者合わせた数字でご報告させていただきます。 石井地区でございますが、定員80名に対しまして希望者が125名、浦庄、定員40名に対しまして希望者が66名、高原、定員40名に対しまして61名、藍畑、定員40名に対しまして希望者65名、高川原が定員80名に対しまして92名の利用希望をいただいているところでございます。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 谷雅史君。 ◆1番(谷雅史君) ありがとうございます。ほぼ全地域で定員を大きくオーバーしているようであります。 来年度の利用の予定者が全員利用の希望を出した場合、現在の各施設の教室数や指導員数で受け入れることは可能であるのか、お聞きいたします。 ○議長(川端義明君) 桃井子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(桃井淳君) お答えをいたします。 ご指摘のありましたとおり、ほぼ全ての地区で利用希望者数が定数を上回ってる状況にあるわけでございますが、この場合の対応策でございますけれども、各地区によって施設の状況は違うところではございますが、それぞれの施設の広さ、また支援員の数等を踏まえまして、また保育の質を落とすことなく、それと同時に児童の安全が確保できる範囲におきまして、今の定員以上にどの程度の人数まで受けることが可能であるか、もしくは不可能かということを精査したいというふうに考えておるところでございます。 また、最も定員超過が予想されます石井地区につきまして、施設の増築というのは補助がつけば30年度に工事をしたいと考えてるところではあるんですが、たちまちこの30年4月の入所に向けての対策としまして、施設は2階建てでありますが、2階の部分にトイレもございませんので、そういった設備を増設いたしまして、定員80名であるんですが、来年4月には何とか100名程度の受け入れをしたいと考えておるところでございます。こうして、地区ごとに若干定員を超えてでも受け入れるかどうかの判定をさせていただいて、その範囲内で入所いただくということを考えてるところでございます。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 谷雅史君。 ◆1番(谷雅史君) 各地区ごと、各施設ごとに受け入れ可能な人数を検討していただけるというふうに認識いたしました。 そして、利用者がふだんよりも増えると思われます夏休み、そして平日においても、各地区で今後も利用者が増加していくというふうに思われます。そういったことに対して、今後の対応は何か予定があるのか、お聞きいたします。 ○議長(川端義明君) 桃井子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(桃井淳君) お答えをいたします。 利用者が増えることへの対策ということでございまして、1つは施設整備で、井上議員のご質問のとき答えさせていただいたんですけれども、高原地区にあっては平成30年度に専用施設の工事にかかりたいと考えております。また、石井地区の専用施設につきましても、補助がつけばという条件ではございますが、平成30年度より増築工事にかかりたいというふうに考えておるところでございます。 また、たちまち来年度4月1日の入所に向けた対応でございますが、どうしても各地区で設定した最大限受け入れる人数を利用希望の方の人数が超えてしまったという場合でございますが、これにつきましては最終的な手段にはなりますが、ご家庭の状況等によりまして、優先順位をつけさせていただいて、入っていただける人数内の人数の選定をさせていただきたいというふうに考えておるところでございます。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 谷雅史君。 ◆1番(谷雅史君) ありがとうございます。 この放課後児童クラブは、厚生労働省の管轄ということでございます。厚労省の出した放課後児童クラブ運営指針の中には、子供の生活の場を広げるために学校の校庭、体育館や余裕教室等を利用できるように連携を図ると記されています。そして、厚労省だけではなく、文部科学省におきましても、少子・高齢化が進む中、女性の力を最大限に発揮し、女性が輝く社会を実現するため、そして小1の壁を打破するためには保育サービスの拡充のみならず、児童が放課後等を安全・安心に過ごすことができる居場所についても整備を進めていく必要があるという観点から、厚生労働省及び文部科学省が連携して検討を進め、共同で策定されました放課後子ども総合プランというものがございます。そして、この放課後子ども総合プランの中において、学校は放課後も児童が校外に移動せずに安全に過ごせる場所であり、同じ学校に通う児童の健やかな成長のため、立場を超えて放課後対策について実施主体にかかわらず、連携して取り組むことが重要であると。このため、市町村は放課後児童クラブ及び放課後子ども教室の実施に当たって、学校教育に支障がない限り、余裕教室や放課後等に一時使われていない教室等の徹底的な活用を促進するものとする。なお、長期休業日や土曜日等、学校の授業日以外の活動についても、ニーズ等に応じて柔軟に対応することというふうに書かれております。 そこで、教育長にお聞きいたします。 夏休み等は、学童保育の利用者がふだんより多くなります。そのような長期の休みの間だけでも、教室等を学童に対し開放していただけることを前向きに検討してほしいというふうに感じておりますが、このことに対してお聞きいたします。 ○議長(川端義明君) 武知教育長。 ◎教育長(武知光子君) 先ほど、桃井課長の答弁にもございましたが、今年度石井小学校で夏季休業日中、児童会室を開放して学童保育に利用していただきました。今後も、各学校長と協議の上、カリキュラム達成に支障がなければ、前向きに検討していきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 谷雅史君。 ◆1番(谷雅史君) ぜひとも、子供たちが安心して生活できるようによろしくお願いいたします。 次に、先ほど答弁の中にありました学童保育に入所できる人数が大きくオーバーした場合の優先順位についてお聞きいたします。 希望者が多かった場合は、優先順位をつけるということをお聞きしましたが、例えばどのような基準があるのか、少し例を挙げていただきたいというふうに思います。 ○議長(川端義明君) 桃井子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(桃井淳君) お答えをいたします。 優先順位をつけて利用者決定をする場合の基準でございますけれども、昨年9月に厚生労働省によりまして、放課後児童健全育成事業の事務手続に関する留意事項についてという文書が出されておるところでございます。その中におきまして、優先利用の基本的考え方についてというのがございます。例を挙げますと、あくまでこれは例示でございまして、最終的には市町村の判断ということでございますけれども、例示としまして、1番目にひとり親家庭、2番目に生活保護世帯であって就労による自立支援につながる場合、3番目に主として生計を維持する者の失業により、就労の必要性が高い場合、4番目に虐待またはDVのおそれがあることに該当する場合など、社会的養護が必要な場合、5番目に児童が障がいを有する場合、6番目に低学年の児童など発達の程度の観点から配慮が必要と考えられる場合などとなっておるところでございます。本町におきましても、これを参考にしながら、最終的にはこの基準に従って利用調整を行いたいというふうに考えておるところでございます。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 谷雅史君。 ◆1番(谷雅史君) ありがとうございます。 保護者の中には、低学年の児童で入所からあぶれてしまった場合のことを心配している方もおられました。低学年の児童が優先されるということを聞きまして、その点については少し安心いたしました。 次に、入所ができるのかどうかがわかるのはいつごろになるのか、お聞きいたします。 ○議長(川端義明君) 桃井子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(桃井淳君) お答えをいたします。 保護者の方に入所ができるかどうかをわかっていただける時期ということでございますけれども、今現在、正式な来年度の利用申し込みを受け付けておるところでございまして、今月の15日が一応締め切りとなっておるところでございます。今後の予定としましては、できましたら1月中には利用していただける方には内定通知というのを出させていただく予定でございます。万一、入所できないとなった場合につきましても、その旨の通知をさせていただく予定でございます。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 谷雅史君。 ◆1番(谷雅史君) 1月中には利用できるかどうか、利用できる場合には内定通知が届くというふうに理解いたしました。 以上で学童保育についての質問は終わりたいと思います。 次に、石井町の交通についてということでございますが、9月議会において、石井町の住民の方より、徳バス覚円線の復活を望む2,608名の署名が提出されたということで、路線復活の要望を石井町としても出してほしいという要望を出したところ、徳バスに対して要望していただけたということでありますが、徳バス側との話し合いというのはどういうふうになったのか、総務課長にお聞きいたします。 ○議長(川端義明君) 木下総務課長。 ◎総務課長(木下貴雄君) 覚円線の復活ということで、10月6日の日に町長、議長とともに徳島バスを訪問いたしました。そこで、営業部長等に対して、2,600名余りの署名をいただいた陳情書の趣旨である路線廃止に伴う地域住民の方々が通院、通学、通勤という日常生活に支障を来しているという旨の説明をし、バス路線復活に向けて要望を行ってまいりました。徳バスさんにも、そのことは理解を示していただけたのですが、現在は路線の再編の途中であり、また各自治体の変化に路線バスが対応できていない状況であるということであり、バス路線維持のために人件費の抑制など経費削減や経営努力を続けてまいっておりますが、慢性的な乗務員不足と利用者数の減少、また長距離バスにおける黒字で路線バスの赤字を賄っているという状況であり、路線復活は難しいという説明を受けたところでございます。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 谷雅史君。 ◆1番(谷雅史君) どうしても利用者の減少で維持できないという部分については、ある程度理解をするところであります。しかしながら、石井町は東西方向の公共交通機関はありますが、南北方向に移動するための公共交通機関はございません。この状況について、町として今後何か打開策はあるのか、どのように捉えているのか、総務課長にお聞きいたします。 ○議長(川端義明君) 木下総務課長。 ◎総務課長(木下貴雄君) 復活に向けては、厳しい状況であると感じたところではございますが、今後も引き続き復活に向けて陳情はしてまいっていきたいとは考えております。 また、復活に当たっては徳島バスや国、県の意向もありますし、相当額の石井町の負担も必要となると思われるため、今後は代替方法等も含め、徳バスと協議をしてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 谷雅史君。 ◆1番(谷雅史君) 今後、免許を持たない人たちがますます増えると思われます。生活のしやすい石井町になるように考えていっていただきたいというふうに思います。 次に、ふるさと納税についてでございます。 これは、井上議員のほうから詳しく移動図書館についても聞いていただいておりましたので、移動図書館車について一点だけ、図書については購入以外にも図書の寄附を募るという選択肢もあってもいいのではないかと思いますが、これについてご答弁をお願いいたします。 ○議長(川端義明君) 木下総務課長。 ◎総務課長(木下貴雄君) 図書についてでございますが、全てを新品でそろえるつもりはございません。例えば、矢祭町であれば、全国から図書を集めました。ただ、全国から集めるというわけでなしに、町内で不要になったじゃおかしいですけれど、要らなくなった図書等も含めて搭載して巡回してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 谷雅史君。 ◆1番(谷雅史君) ありがとうございます。この図書館車に載せる図書でありますが、もちろん購入する図書も必要であると思いますが、町内の先輩方が使ってきて不要になった本を載せるということも重要なことではないかなというふうに思います。恐らく、幼稚園や保育所を回ることがメインになるというふうに感じておりますが、例えばそこに自分の兄、姉が使っていた本が名前入りで載っていたり、近所のお姉ちゃん、お兄ちゃんが使っていた本が目の前にあったりすることで、本に対しても親近感が湧くのではないかなと思うところであります。ぜひとも、有意義な活用ができるように計画していただけたらと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 次に、その他ということでありますが、3点お聞きします。 1点目は、AEDについてでございます。 近年、AEDは普及が進んでおり、いろいろな場所に設置されております。現在、町内の施設には何台のAEDが設置されているのか、お聞きいたします。 ○議長(川端義明君) 多田防災対策課長。 ◎防災対策課長(多田寛君) お答えをいたします。 現在、石井町に設置されているAEDについては、町が購入設置しているAED、これは町役場や小・中学校、公民館、保育所など貸出用1台を含めまして27カ所、34台設置しております。また、他の町内の病院、また介護施設等の医療機関、この施設に57台、また石井警察署、名西高校など県施設に4台、フジグラン石井や名西郡農協、また銀行など民間の商業施設に15台、官民合わせておよそ100カ所の施設に110台のAEDが設置されております。 また、AEDの設置の場所につきましては、日本救急医療財団がAED全国マップというのをインターネットで公表しておりますので、石井町の設置場所も地図上で詳しくご覧いただくことができます。 ○議長(川端義明君) 谷雅史君。 ◆1番(谷雅史君) 私が想像していたより、かなり多い台数が町内にあるというふうに思いました。 それでは、今までに石井町の管理下における施設でAEDが使用されたということはあるのでしょうか、お聞きいたします。 ○議長(川端義明君) 多田防災対策課長。 ◎防災対策課長(多田寛君) お答えいたします。 現在、町施設に設置したAEDの設置後、使用したという例はないと聞いております。また、名西消防組合のほうに町内各施設のほうで使用例がありますかと問い合わせをいたしましたけれども、現在把握はしていないと。ちょっと病院関係のほうは把握できませんのですけれども、町役場、また名西消防ともに確認はできていないというところでございます。 ○議長(川端義明君) 谷雅史君。 ◆1番(谷雅史君) ありがとうございます。石井町の把握している中では、今までの使用例はないということで理解いたしました。 そして、以前はAED使用時には、まずは人工呼吸、そして心臓マッサージ、その後にAEDの使用という流れで習いました。私がこれ最初にある講習で習ったのは、もう10年ほど前になると思います。しかし、現在は心臓マッサージという表現が胸骨圧迫という表現に変わっております。これは、心臓マッサージという表現だと、心臓イコール左胸といったイメージが非常に強く、左胸の肋骨を圧迫する人が多くいたことから、正しい圧迫位置である胸骨の下半分に近いイメージを持ってもらうために変更したようであります。そして、人工呼吸の扱いがさまざまな資料によって少しずつ違っているようであります。調べた資料によっては、人工呼吸は意志と技術があれば行う。人工呼吸は省略してもよい。水難時には必ず行う。中には、人工呼吸はしないほうがよいと書かれているものまで、さまざまなものがありました。しかしながら、信頼の置けるであろう資料、例えば東京消防庁の資料によれば、意識と呼吸がないことを確認したら、すぐに胸骨圧迫30回、そして技術と意志があれば人工呼吸を2回、この30回と2回を繰り返す。吐血や嘔吐物がある場合は、人工呼吸は行わないといった趣旨で書かれております。こういったことから、ちゅうちょして何もしない時間が1秒でもあるなら、胸骨圧迫のみに専念するほうがよいが、できることなら人工呼吸もしたほうがよいのではないかというのが私の認識であり、感染症等のリスクがなければ人工呼吸は有効であると私自身は思っておるところであります。実際に、人工呼吸時に使用するためのフィルムやマウスピース、メーカーによってはフェースシールドといった名前のものも販売されているようであります。 そこで、こういったものの中から、手動式の人工呼吸器をAEDと一緒に置くことは可能であるのかということをお聞きいたします。 ○議長(川端義明君) 多田防災対策課長。 ◎防災対策課長(多田寛君) お答えいたします。 私どもも、医療の専門家ではございませんので、名西消防のほうに問い合わせをいたしました。議員さん先ほどご指摘のあるとおり、口の中をけがしていたり、嘔吐物があるなど感染症の危険性が指摘されております。また、気道確保した胸骨圧迫、心臓マッサージでも十分な救命効果が得られるということで、救命措置を行いながら救急搬送の連絡をお願いしたいという回答でございました。 また、人工呼吸に使用しますマスク、バッグバルブマスク、強制的に空気を送り込むというような機械でございますけれども、これも名西消防署のほうには緊急時使用できるように消防署員は研修を受けて器具を準備しているとお伺いをしております。しかしながら、体の気道確保をしながら、他動式に空気を送り込む人工呼吸器具になりまして、特に子供さんなど成長期、肺の大小なりがありますので、吸入量によっては肺に損傷を与えるというおそれもあるとお聞きしております。逆に危険性が高いということも想定されますので、誰でもが使えるような装備として置いておくのは適切ではないのではないかというご意見でございました。 ○議長(川端義明君) 谷雅史君。 ◆1番(谷雅史君) ありがとうございます。手動式の人工呼吸器でありますが、素人には使用が難しいであろうということで理解いたしました。 それでは、先ほど申し上げましたフィルムやマウスピース等について置くことは可能であるのか、お聞きいたします。 ○議長(川端義明君) 多田防災対策課長。 ◎防災対策課長(多田寛君) 人工呼吸用のマウスピースとかフェースシールドというものらしいですけれども、これも先ほど申し上げましたように、口の中のけが、また嘔吐物等感染症の危険性があるということで、できましたら、胸部圧迫の救命措置を行いながら、消防署なり救急搬送の連絡をお願いして、早期に病院のほうに搬送できるような措置をとっていただきたいということでございます。 ○議長(川端義明君) 谷雅史君。 ◆1番(谷雅史君) 感染症等のリスク回避のために、胸骨圧迫のみに専念するというふうな答弁であったと思います。そういったことは理解しましたが、また今後の選択肢の一つとして、どこか頭の片隅に残しておいていただきたいというふうに思います。 次に、いしいカルタについてでございます。 このかるたについても、先日の町政報告に説明がありましたので、重なるところもございますが、改めてお聞きしたいと思います。 まずは、応募件数と読み札数、そして読み札に選ばれた選考方法や基準についてお聞きいたします。 ○議長(川端義明君) 鎌田産業経済課長。 ◎産業経済課長(鎌田克己君) お答えいたします。 かるたのことについてのご質問をいただきました。 まず、応募件数でございますけれども、町内外から31名の方からの応募がございました。読み札につきましては、375文字の読み札がございました。このかるたにつきまして、かるたを応募いただいた方々の読み札を議員さんであるとか、教育委員さんであるとか、それとか各役場の管理職の方であるとかというふうな方々にまずもって投票していただきました。投票していただいたその結果をもとに、選考委員会をこしらえました。選考委員会は、町長を含め教育長、教育委員さん、文教委員長さん並びに有識者さんの8名から構成して、その読み札の投票の中からどれにするかというふうなことを、重複した読み札がございましたので、その中からどれにするかというふうなことを決定いたしました。そして、題名につきましても、いしいふるさとカルタというふうなことで、題名も決定いたしました。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 谷雅史君。 ◆1番(谷雅史君) ありがとうございます。 いしいふるさとカルタということでございますが、今後の完成までの流れ、そしてその後の配付や販売等の予定についてと、活用方法等で決まっていること、そして詳細は決まっていなくても、方向性等で構いませんので、お聞かせいただきたいというふうに思います。 ○議長(川端義明君) 鎌田産業経済課長。 ◎産業経済課長(鎌田克己君) お答えいたします。 かるたの完成につきましては、年内中、クリスマス25日あたりぐらいまでには完成すると、そのように思っております。冬休みの子供たちが入る時期には、ちょうど間に合うんではなかろうかと、そのように思っております。 配付でございますけれども、今考えておりますのが学童であるとか、例えば各保育所、それと幼稚園並びに小学校につきましては、各クラスごとに配付をしようかと一応予定しております。また、コミュニティーの場でありますとか、一般の方にもこのかるたを利用して多くの方々に幅広く利用したいというふうなことも考えがありますので、販売についてもまだ値段のほうの設定も決まっておりませんけれども、考えております。 なお、これもまだ検討中でございますけれども、来年小学校に入学される新入生の方にもお祝いとしてプレゼントしてもいいんじゃないかというふうなことも視野に入れております。いずれにいたしましても、完成いたしましたら、理事者と相談いたしまして、配付のことは決定したいと、そのように思っております。 このかるたを通じまして、とにかく楽しみながら石井町をもう一度発見並びに再認識していただくというふうなことがこのかるたを作成する趣旨でございますので、多くの方に知って見てご利用していただければと、そのように思っておりますのでよろしくお願いいたします。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 谷雅史君。 ◆1番(谷雅史君) ありがとうございます。 徳島県には、以前より阿波とくしま観光かるたというかるたもございまして、毎年年明けにアスティとくしまで阿波とくしま観光かるた大会が開催されておりまして、幼稚園の年長から小学校6年生までのたくさんの子供たちが個人戦や団体戦に出場しているようであります。藍畑の小学校からも、毎年多くのチームが参加しております。いろいろな活用方法があると思いますが、ぜひとも子供たちはもちろん、大人も楽しめるようなかるたの活用方法があれば非常にありがたいと思いますので、ご検討をよろしくお願いいたします。 最後に、2020年から始まるプログラミング教育についてでございます。 2020年といえば、まだまだ先のように感じるかもしれませんが、それまでの約2年でハード面もソフト面も十分な準備をする必要があると感じております。プログラミング教育とはどのようなものなのか、子供たちに教える前にまずは教員がそれを理解することから始めなければいけないと思いますし、理解した後にそれを子供たちにうまく伝えるには、どのような伝え方があるのか、そのためには何が必要になるのか。私たちが学生時代に過ごしてきた環境と今の子供たちが育っている環境では、IT分野におきましては大きく変わってきております。まだ、平仮名も読めないような小さな子がスマホやタブレットのアプリを使って絵を描いたり、ゲームをしたりしているような環境になっております。それがよいのか悪いのかは別にいたしまして、実際にそういった環境になっているという現実がある以上、その現実に対応していかなければいけないと感じております。そういった対応の中の一つがこのプログラミング教育ではないかなと思うところであります。 そこで、このプログラミング教育について、何か準備段階に入っているのか、教育長にお聞きいたします。 ○議長(川端義明君) 武知教育長。 ◎教育長(武知光子君) プログラミング教育実施に向けた取り組みについてお答えをいたします。 IT分野で活躍する人材の育成が求められる中、いよいよ2020年度から小学校にもプログラミング教育が正式に導入されます。今まで、英語教育の対応に追われておりましたが、プログラミング教育についても準備を進めていかねばならないと考えています。プログラミング教育とは、全く新しい力をつけさせることではなく、従来からも重視されている読解力、論理的思考力、問題解決能力、創造的思考力にほかならないと考えています。 小学校段階においては、各教科の中に隠されているプログラミング的思考を身につけさせる学習活動が重視されます。そして、その上で総合的な学習の時間を用いて、教科等で行う学習活動や学んだ知識、技能など等を関連させながら、コンピューターを使ったプログラミングを実際に体験しながら、ものや絵を動かしたりするような子供たちが楽しみながら夢中になって取り組める学習活動ができれば最高のプログラミング教育であると考えています。 先日、徳島大学工学部より、2020年からスタートする小・中学校のプログラミング教育の現場で活用される授業コンテンツを考えるという目的で、模擬授業の依頼を受けました。この12月18日に打合会を行い、年明けに石井小学校で実施する予定です。町内情報主任に案内をし、研修の機会にしたいと考えております。以上でございます。 ○議長(川端義明君) 谷雅史君。 ◆1番(谷雅史君) ありがとうございます。 大学とも連携して、準備を進めているようであります。今後も、よりよい教育環境づくりに力を入れていただきたいというふうに思います。 以上で私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(川端義明君) 本日の一般質問はこれで終了しました。 本日はこれで散会いたします。            午後4時35分 散会...